通常は数万~数十万円程度のWAFが、さくらのVPS、さくらのクラウド、さくらの専用サーバでは無料
さくらインターネット、「SiteGuard Server Edition Ver4.00 Update3」提供開始
2019年10月25日 17時50分更新
さくらインターネットは10月23日、純国産WAF「SiteGuard Server Edition」の最新バージョン「SiteGuard Server Edition Ver4.00 Update3」を提供開始した。
SiteGuard Server Editionは、従来のファイアウォールでは防御できなかったウェブアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃などを検知し、ブロックするWAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)製品。
最新バージョンではサポート対象OSにCentOS 8が追加されている。また、カスタム・シグネチャーの条件として、要求ヘッダフィールドの不一致(比較方法)とほかの条件(URLやパス名など)を組み合わせた設定を利用した環境において、条件に指定した要求ヘッダフィールドが存在しない場合に検出ができなくなる不具合も修正されている。
通常は数万~数十万円程度の費用となるWAFが、さくらのVPS、さくらのクラウド、さくらの専用サーバでは無料で利用可能(プロキシサーバー用途での利用の場合には別途ライセンス費用がかかる)。