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さとうなおきの「週刊アジュール」 第118回

VMディスクの増分スナップショットはプレビューに

クラウドネイティブなSIEM「Azure Sentinel」がGAに

2019年10月25日 08時00分更新

文● 佐藤直生 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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Azure Virtual Machines:Mv2シリーズ

 IaaSの仮想マシン(VM)機能を提供するAzure Virtual Machinesで、5月に、最大6TBのメモリを搭載したMv2シリーズが、GA(一般提供)になっていました

 今回、Mv2シリーズで最大12TBのメモリを搭載したインスタンスが、米国西部2、米国東部、米国東部2、北ヨーロッパ、西ヨーロッパ、東南アジアリージョンでGAになりました。

Azure Monitor:SAPソリューション

 Azure Monitorは、Azureにおけるフルスタックの監視サービスです。

 SAP HANAを監視するための、SAPソリューション用Azure Monitorのプライベートプレビューが始まりました。

Azure Security Center:コンテナーセキュリティ

 Azure Security Centerは、Azureリソースのセキュリティの可視化と制御を行うサービスです。

 Azure Security Centerで、コンテナーセキュリティの脆弱性を修復するための推奨事項を、Azure Policy経由で有効化/無効化できるようになりました。

Azure Blueprints:SWIFT CSP

 Azure Blueprintsは、事前構成済みのリソース、ポリシー、管理、セキュリティ、ユーザーアクセス制御を使って、完全にガバナンスが実装されたAzureサブスクリプションを簡単に設定できるサービスです。Azure Blueprintsは、現在プレビュー中です。

 安全な金融メッセージングサービスを提供する国際組織であるSWIFTは、Customer Security Program(CSP)と一連のセキュリティコントロールを導入しています。

 今回、Azure Blueprintsで、SWIFT CSP向けのブループリントのサンプルが公開されました。

Azure API Management:9月のアップデート

 Azure API Managementは、既存のAPIに対するAPIゲートウェイのサービスです。

 8月のアップデートに続いて、Azure API Managementの9月のアップデートがリリースされました。Azure Monitor Logsの専用スキーマのサポートなどの新機能があります。

Azure Cosmos DB:推奨事項

 Azure Cosmos DBは、複数のデータモデル/APIをサポートしたグローバル分散型のNoSQLデータベースサービスです。

 Azure Cosmos DBで、カスタマイズされた推奨事項(SDKバージョンのアップグレードなど)が、自動的に表示されるようになりました。

Azure Cosmos DBの推奨事項

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