カメラの性能調査を実施している「DxOMark」が21日付けで、グーグルの「Pixel 4」のカメラのスコアを掲載している。点数は112点。高得点ではあるものの、ファーウェイやGalaxyのハイエンド機には及ばない結果となっている。
Pixel 4のリアカメラは27mm相当の12.2メガと、望遠50mm相当の16メガのデュアル構成。前者については、1/2.55型センサーを採用。グーグルらしく、ソフトウェアによる高度な画像処理や超解像ズームが特長となる。
DxOMarkでも、そうした画像処理について高く評価。一方で超広角カメラを欠くことや、ToFカメラ搭載するHUAWEI Mate 30 Proの背景ボケの正確さなどとの比較において、全体としての順位に影響したと位置づけている。
具体的な評価項目を見ていくと、明るい場面でのAFの正確性や画質の良好さに比べ、暗い場面での精細感の消失やノイズの多さが指摘されている。また、望遠については、光学5倍のレンズを搭載するHUAWEI P30 Proほどの精細感は無いとしつつも、屋内や暗い場所では優れているとした。
Pixel 4のアピールポイントである夜間撮影用の「Night Sight」については、適切な露出や色味の鮮やかさを評価する一方で、ベストな端末よりは精細感に欠け、ノイズも多めとのこと。
より詳しい内容については、DxOMark内の記事をチェックいただきたい。