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サイバーセキュリティー企業各社が連携できるしくみを作る

マカフィー、サイバーセキュリティー企業が相互運用可能なイニシアチブを始動

2019年10月18日 17時30分更新

文● ASCII

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Open Cybersecurity Alliance

 マカフィーは10月18日、OASIS国際協会による業界イニシアチブが相互運用を実現し、サイバーセキュリティー製品上で横断的にデータ共有を行なっていくと発表した。

 コンピュータと通信に関する標準化団体OASISでは、オープンソースプロジェクトを含む各種プロジェクトを推進している。今回のイニシアチブでは、従来個々に散らばっていたサイバーセキュリティー各社が共通のオープンソースコードと実装で連携し、サイバーセキュリティーの連立を図るというもの。

 IBM Securityとマカフィーによる初期のオープンソースコンテンツおよびコードが提供されたことを受け、OASISはOpen Cybersecurity Alliance(OCA)を組織。世界中の企業と個人を集めてオープンソースのセキュリティーテクノロジーを開発し、情報、洞察、分析結果、対応などを自由に交換し、交流することになる。

 IBM Securityとマカフィーのほか、Advanced Cyber Security Corp、Corsa、CrowdStrike、CyberArk、Cybereason、DFLabs、EclecticlQ、Electric Power Research Institute、Fortinet、Indegy、New Context、ReversingLabs、SafeBreach、Syncurity、ThreatQuotient、Tufinが連携、新規イニシアチブに向けて協働する。

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