マカフィーは10月18日、OASIS国際協会による業界イニシアチブが相互運用を実現し、サイバーセキュリティー製品上で横断的にデータ共有を行なっていくと発表した。
コンピュータと通信に関する標準化団体OASISでは、オープンソースプロジェクトを含む各種プロジェクトを推進している。今回のイニシアチブでは、従来個々に散らばっていたサイバーセキュリティー各社が共通のオープンソースコードと実装で連携し、サイバーセキュリティーの連立を図るというもの。
IBM Securityとマカフィーによる初期のオープンソースコンテンツおよびコードが提供されたことを受け、OASISはOpen Cybersecurity Alliance(OCA)を組織。世界中の企業と個人を集めてオープンソースのセキュリティーテクノロジーを開発し、情報、洞察、分析結果、対応などを自由に交換し、交流することになる。
IBM Securityとマカフィーのほか、Advanced Cyber Security Corp、Corsa、CrowdStrike、CyberArk、Cybereason、DFLabs、EclecticlQ、Electric Power Research Institute、Fortinet、Indegy、New Context、ReversingLabs、SafeBreach、Syncurity、ThreatQuotient、Tufinが連携、新規イニシアチブに向けて協働する。