マカフィーは10月16日、NTTドコモのセキュリティーサービスをまとめて利用できる「あんしんセキュリティ」アプリのAndroid版に、SDKでの機能を提供すると発表。
これまではサービスを構成する各セキュリティー機能を利用するにあたり、複数のアプリをインストール・設定する必要があった。今後は、マカフィーのクラウドベースの脅威情報サービス「Global Threat Intelligence(GTI)」と連携しているSDKを提供することで、あんしんセキュリティアプリのみで、これらの機能を利用可能になった。
マカフィーのGTIは、包括的な脅威情報をリアルタイムで提供できるとうたうクラウドベースのサービス。1日あたり510億件の問い合わせを処理し、データを蓄積および相関分析している。7億3400万超のマルウェアサンプルや機械学習モデルを活用し、ボットネット、ワーム、DNS攻撃、高度な持続型脅威などのオンライン上の脅威の検出もできる。
マカフィーはあんしんセキュリティアプリに「セキュリティスキャン」「危険サイト対策」「プライバシー対策」「危険Wi-Fi対策」の4つの機能を提供する。