グーグルは15日(現地時間)、「Made by Google '19」と題したイベントを米ニューヨークで開催。自社開発のハードウェアとして、Androidスマートフォン「Pixel 4」、ワイヤレスヘッドセット「Pixel Buds」、Chrome OS搭載ノートPC「Pixelbook Go」、スマートホームコントローラー「Nest Mini」を発表している。
Pixel 4の売りはSoliと名付けられたレーダー技術を用いたジェスチャー認識。また、カメラはデュアルで広角と望遠の組み合わせ。カラバリは、Clearly White、Just Black、Oh So Orangeの3色。価格はPixel 4が799ドル、Pixel 4 XLが899ドル。今日から注文が可能で、10月24日に出荷開始。
Pixel Budsは、Googleアシスタントも利用できるワイヤレスイヤフォン。バッテリー駆動時間は5時間で、バッテリーケースを用いると24時間になる。発売は来年で価格は179ドルを予定。カラバリはClearly White、Oh So Orange、Quite Mint、Almost Blackの4色。
Pixelbook Goは、Chrome OS搭載のノートPC。背面の波立つようなデザインが特徴。また、Hush Keysと名付けられた非常に静かなキーボードを搭載する。バッテリー駆動時間は12時間で、20分の充電で2時間使えるのも売りにしている。厚さは13mmで、重量は2ポンド(約900g)。価格は649ドルで、米国・カナダでは今日から、イギリスでは来年1月から注文が可能になる。
スマートスピーカーのGoogle Homeは、Google Nestにブランドを変更。IoT機器をコントロールする意味合いを強くする。見た目はGoogle Home Miniの小型モデル「Nest Mini」は49ドルで、22ヵ国で今日から注文が可能。ホームセキュリティーサービスの「Nest Aware」も来年に開始する。10日間、24時間の動画を残してくれる「Nest Aware Plus」で月12ドル。
なお、すでに発表されているクラウドゲーミングサービス「STADIA」のスタートも正式にアナウンスされた。開始日は11月19日を予定している。