ThunderboltでMacBook Proに接続、85W対応USB PDも
4K HDR動画編集にも対応できる、プロ仕様のBenQモニター「PD3220U」がいい!
2019年10月18日 17時00分更新
BenQのデザイナー向け最新ディスプレー「PD3220U」が日本でも発売された。31.5インチ4Kディスプレーで、クリエイターの作業効率を最優先に考えられた製品。以前のモデルに比べ、より色域が広がり、使い勝手が大いに改善されている。今回は、そんなPD3220Uを隅々までチェックしていこう。
洗練されたデザインと使い勝手を向上
本製品は、「PD3200U」の後継で、すでに発売されている27インチモデル「PD2720U」のインチ違いの位置づけだが、デザインやインターフェース周りの仕様が違っており、デザイナー向けとしては最上位モデルとなる。
まずはデザインから見ていこう。最初に目に留まるのがベゼルの薄さだ。上下左右ともほぼ同じ薄さで、ベゼル自体は2mm程度だが、液晶表示領域から計測すると8.6から9.0mmぐらい。非常にスッキリしている。
台座部分は金属製でしっかりしており、31.5インチのディスプレーをしっかり支えている。円柱タイプの支柱は上下150mmアップダウンする。ティルトは上下-5~20度、スイーベルは左右30度で、自分のスタイルに合わせてディスプレーの高さや角度を調整できる。
さらに、90度回転させることで縦型ディスプレーとして利用もでき、WEBサイトのデザインを確認したいときには有用だろう。回転するのもカンタンで、横型とのとき同様のティルトとスイーベルを実現。使い勝手を損ねず縦横自在に扱える。
背面もデザインの配慮がなされており、インターフェース部分にはカバーが用意されて、コネクター類が見えないようにできる。ケーブルも支柱の裏側を通すようにすれば正面からもスッキリと見える。オフィスのデスクが対面タイプだと、ディスプレーの背面がごちゃごちゃしている気になるもの。デザイナー向けならではの仕様と言えよう。