ゲームのサブスクサービス「Arcade」もサポート
Apple Arcadeにも対応する。ゲームのサブスクリプションサービスで、月額600円(税込み)で登録しているゲームが遊び放題になるというものだ。これまでのAppStoreにも無料のゲームはたくさんあったが、Apple Arcadeのゲームには広告が表示されたり、ゲーム内で課金することがない。しかも、MacやiPad、iPhoneのマルチデバイスで楽しめるのも便利だ。
現状では大人が楽しめるタイトルは少なく感じるが、子供向けという感じでもない。今後のラインナップの拡充が楽しみだ。
アクセシビリティも大幅に強化された。Siriの機能を利用して、音声コントロールでき、声だけでMacを操作できるようになった。認識も賢くなっており、、「お誕生日おめでとう。送信をタップ」と話しかけても、きちんと「お誕生日おめでとう」と送信される。また、テキストを拡大表示することはもちろん、1台目のディスプレイと2台目のディスプレイで解像度を変えることもできる。片方が標準の画面にしたまま、自分が使うもう片方のMacを拡大表示しておける。
広東語の予測変換やインド言語のフォント、タイ語やベトナム語と英語の辞書などを搭載するほか、日本語の予測変換精度も向上した。
32ビットアプリも廃止され、今後は64ビット対応のアプリしか利用できなくなる。もし、古いアプリを利用していて、アップデートされていないなら、今のうちにデータの移行や乗り換えアプリの選定を済ませておこう。
macOS Catalinaは大きく変化しているので戸惑うこともあるが、考え抜かれたUIはやっぱり便利。もうすぐ正式版がリリースされるので、対応機種を使っているなら是非アップデートすることをお勧めする。