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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第305回

写真の素人ほど恩恵が大きい! 買って大満足な「iPhone 11 Pro Max」

2019年10月02日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII編集部

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暗いところで手軽に綺麗に撮れる
これだけでいくら払ってもいい

 iPhone 11 Pro/Pro Maxの最大のウリはやはりカメラだ。広角、超広角、望遠の3つのレンズを搭載し、いろんなパターンの写真を撮れるようになった。

 静止画撮影時に、「.5×/1×/2×」というアイコンをタップすると、利用するレンズを切り替えられる。望遠と広角は従来通りだが、超広角で撮影すると写せる範囲が広いので驚く。従来なら、数歩下がらなければいけない写真がその場から撮れるのは便利だ。屋外よりも、狭い屋内などで活躍してくれる。

 望遠撮影時に、カメラアプリの黒い部分にも被写体が透過するのは格好いいし、便利。複数眼のいい活用法だ。

 UIもこなれており、静止画撮影時にシャッターボタンを長押しするとムービーの撮影になるのが便利。これまではシャッターを長押しすると、連写していたが、こちらのほうがいい。指を離すとムービー撮影が止るが、右にスライドさせるとムービー撮影を続行できるモードになる。

カメラアプリの撮影画面。「2×」などのアイコンをタップして利用するレンズを切り替えられる

「写真」モードでシャッターを長押しすると動画撮影が始まり、右にスライドさせると「ビデオ」モードになる

同じ場所から、超広角、広角、望遠で撮影した写真

広角

望遠

 筆者は毎晩BAR巡りをしているのだが、飲んだお酒は必ずスマホで撮影して残している。SNSにアップするだけでなく、一期一会のお酒もたくさん飲んでいるので、マイデータベースとして活用しているのだが、照明が暗いと写真も暗くなり、ラベルの判別が付かなくなってしまう。お酒の記事も書いているので、その際の素材に使いたくても、クオリティー不足ということも多い。とは言え、BARで照明を上げてくださいとは言えない。高いコンデジを買ったりしたこともあるのだが、暗所撮影では性能を発揮できないことが多いし、やはりスマホの方が手軽。

 そんな中、前モデル「iPhone XS Max」のカメラは暗所での撮影に強く、満足していた。今飲みまくっているお酒を撮影した写真は、将来の記事の素材として長く活用できるだろう。しかし、今回の「iPhone 11 Pro Max」に搭載された「ナイトモード」はさらにレベルの違う暗所撮影機能を備えていた。

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