シチズン時計は9月11日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営するクラウドファンディング「GREEN FUNDING」に出品した、光発電スマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」の支援額が、過去最高額の1億円に達したと発表。
2019年10月下旬の発売に先駆け、新しいテクノロジーや新製品への感度が高いユーザーを抱えるというGREEN FUNDINGに、Eco-Drive Riiiverを出品。6月17日から先行販売を開始するとともに、ユーザーが自由に機能を設定できる本製品の世界観を体感するための展示を「蔦屋家電+」で開催した。
結果、開始から30分で目標金額を達成。その後、総支援額は1億円を超え、8月31日にクラウドファンディングを終了。支援者へのリターンとして用意した在庫も完売した。
両社は今後、CCCが有するライフスタイルデータを活用し、新しい腕時計の価値やライフスタイルに共感するユーザーに向けた、Eco-Drive Riiiverのマーケティングプロモーション実施に向けて協議し、共にビジネスを展開していく予定とのこと。
Eco-Drive Riiiverは、ヒト・モノ・コトを繋げるIoTプラットフォーム「Riiiver」と連携して、さまざまなデバイスやサービスと接続できるスマートウォッチ。腕時計のボタンを押すだけで現在位置を知らせるメールを送ったり、照明などのIoT機器を操作したりなど、ユーザーの好みに合わせた設定ができる。
光発電エコ・ドライブをそなえるため、定期的な電池交換が不要。フル充電時の稼働時間は約7ヵ月。また、スマホとはBluetoothで接続する。
防水は10気圧に対応。ケース径は43.2mmで、ステンレスケースとステンレスバンドを採用。10月下旬に発売予定で、価格は税抜き4万5000円、税込み4万9500円。