10月1日にMNOとしてのサービスを開始する楽天モバイル。しかし、10月の開始時点では一般向けの展開は行なわれず、テストユーザー的な「無料サポータープログラム」の募集がなされる。
年内正式開始に自信を見せるも「不確定なことは言えない」
まだ公表できない料金にも自信がありの模様
では、正式サービスの開始時期や料金プランはどうなるのか? 6日に開催された発表会ではともに正式な内容は公表されず、一部示唆されるのみに留まっている。
まずは開始時期。ネットワークの安定稼働が確認出来次第に迅速に開始するとのこと。半年間延期して、来春正式サービス開始という報道についてはハッキリと否定した。「では、その時期は?」という記者から問いに対しては、楽天トップの三木谷氏は「年内に稼働できたらいいなとは考えている」という発言。またネットワークについて「100%の自信はある」ものの「不確定なことは言えない」とした。
一方の料金について。「縛りなし」「全機種SIMフリー」と契約内容の自由さをアピールしたのみで、実際の金額やイメージについて具体的な話はなかった。一方で質疑応答において、他キャリアとの競争について問われた三木谷氏は「他社が真似できない料金体系」「政府が考えている以上の(競争による)下げ効果があると考えている」「仮想化ネットワークにより、他キャリアと比べてコストは圧倒的に安い」と自信を見せる回答が続いた。