2歳児くんの保護者をしています盛田諒ですこんにちは。ダイソンが9月4日に発表したドライヤーの発表会でエアラップなるカーラーを試したのですが、髪にボリュームをもたせるのに便利だなと感動しました。髪がぺしゃっとしがちで頭頂部が気になる36歳男性の救いになりそうです。
ダイソンが2016年に発売したヘアドライヤー「Dyson Supersonic」シリーズは今年で3年目。ダイソンのドライヤーはとにかく風圧の強さがピカイチで爆風といえるレベル。髪全体にゴバーと強烈な風をあてるので、あまり風が熱くなくても髪が早く乾くのが特徴です。
技術的には同社開発の小型モーターV9で空気を取り込み、エアマルチプライヤーという機構で空気を3倍に増幅することで圧を確保するしくみ。センサーが自動的に温度を変えることで熱によるダメージを髪に与えづらくするインテリジェント・ヒートコントロールという機能もついています。
今年は特に本体に進化がなかった代わりに、新しいアタッチメントがいくつか登場しました。ドライヤーのアタッチメントというのはカメラのレンズみたいなもので、ドライヤーにカチッと装着するといろいろなことができるようになります。
付属品に追加されたアタッチメントはジェントルエアーリング。装着すると爆風の勢いがやわらぎ、風の温度が20℃下がります。それでも乾燥時間は通常とほぼ同じというのが面白いところ。髪を熱くしすぎないことでダメージを防ぐとともに染めた髪の色落ちなども防げるといいます。
他の付属品は再設計。ブラシを使いながらスタイリングをするためのスタイリングコンセントレーターはエッジ部分を広く薄くして、ピンポイントに風をあてやすくなりました。カールヘア向けのディフューザーは、トゲトゲが長くなり髪の奥までとらえられるようになっています。
別売りのオプションに追加したアタッチメントが前述のカーラー。従来より長くしたことでより扱いやすくなりました。カールが小さめの30mm、大きめの40mmという2種類。ブラシ状のソフトスモールブラシは以前よりブラシの毛先がやわらかく、頭皮への当たりがソフトになっています。
ドライヤーはアタッチメントひとつでこうも変わるのかというのが新鮮な驚きです。自宅でも夫婦でDyson Supersonicを使っているのですが、二人ともただ髪やぬれた服を乾かすのに使っているだけで、アタッチメントにはふれたことさえありませんでした。「男の自分には無関係」と思っていたのも勘違い、アタッチメントはレンズのような沼になりそうです。
書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ。2歳児くんの保護者です。Facebookでおたより募集中。
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