ASCII倶楽部

このページの本文へ

週替わりギークス 第144回

絶版になった大人気のアナログゲームが『ピクショナリーエアー』として帰ってきた!

2019年10月08日 17時00分更新

文● あだちちひろ 編集 ●上代瑠偉/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 こんにちは、アナログゲームマスターあだち先生です。

 みなさんは夏休みはありましたか? そして、アナログゲームで遊びましたか? 大人数が集まるときは、アナログゲームを持っていく絶好のチャンスです。だれか1人でも食いつけば、こちらのもの!

 説明もそこそこにさっそくやってみましょう。

 アナログゲームは、テレビゲームと違い、ルール説明が必要です。「ルールをちゃんと聞く時間」が厄介で、その時間はどうしてもダレるというか、みんなが面倒に感じ、最終的にはゲームを遊ぶモチベーションを完全に失ってしまう。そんな惨事になってしまいます。

 そのためにも、スタートダッシュが重要になってきます。ちょっとでも「なんか面白そうなのかな?」「遊んでみようかな?」と、みんなの興味が出た瞬間は逃さないことが大事です。

 もし1人でも興味を持たない人がいる場合は、時間を置いて再度「遊んでみる?」と様子をうかがうか、その日はゲームを出さずにそっとカバンにしまいましょう。アナログゲームに興味がない人に無理矢理ゲームをさせるのは、危険行為です!

 ルールを聞かないといけない、ルールを覚えないといけない、始まると途中で抜けれない……など、アナログゲームは気軽には始めにくいです。

 もちろん、遊ぶゲームにもよりますが、1人でも乗り気ではない人が「面倒だなぁー」「本当に面白いの?」とネガティブな発言をしてしまうと、仮に冗談ぽくあっても、一気に雰囲気が変わってしまいます。ゲームが一気に楽しくなくなり、せっかく興味を持ってくれた人までも飲み込んでしまいます。そのくらい場の空気は大事です。

 私も昔は、幾度となくカバンに忍ばせたアナログゲームを、何度も今か今かと出すタイミングをうかがっていました。

 今となっては「今日はどんなゲーム持っているの?」「なんか面白いものある?」という具合にアナログゲームを遊ぶことを期待されています。うーん! 素晴らしい!

 やはり、アナログゲームというのは、対戦相手が必要です。遊んでくれる仲間がまわりにいない場合は、自分で育てるしかありません。自分の友達、家族をゲーマーに仕立てて、いつでも一緒に遊べる環境にするのも、アナログゲームを長く楽しむ秘訣です。

友達や家族をゲーム好きにさせる『ピクショナリー』

 そこで、今日は自分の友達や家族をゲーム好きにさせる! ゲーマーに育成させる! そんなきっかけになるパーティーゲームをご紹介します。

『ピクショナリー』(アメリカ)。絶版、プレイ人数3人以上、対象年齢は12歳以上。

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII倶楽部の新着記事

会員専用動画の紹介も!