キヤノンマーケティングジャパンは8月28日、APS-Cミラーレスデジカメ「EOS M6 Mark II」を発表した。9月下旬に発売予定。
現行機種「EOS M6」の後継モデルにあたり、撮像素子はおよそ2420万画素からおよそ3250万画素に向上。映像エンジンにDIGIC 8を採用することでAF機能や連写性能などが強化されている。
AFエリアの分割数がEOS M6の最大49点から最大143点に増加。また、ファインダー撮影中であっても液晶画面上を指でなぞってAF枠を移動させる「タッチアンドドラッグAF」機能が追加された(「EVF-DC2」装着時に利用可能)。
連写速度はEOS M6の最高9コマ/秒(ワンショットAF)から最高14コマ/秒(ワンショットAF/サーボAF)となったほか、AF追従で最高およそ30コマ/秒の撮影が可能な「RAWバーストモード」が搭載された。RAWバーストモードではシャッターボタンを押す最大およそ0.5秒前からのプリ撮影も可能で、EOSシリーズでは初となるモード(電子シャッターのみとなる)。また、電子シャッターにより最高1/16000秒の高速シャッターに対応。また、動画撮影は4K 30p(クロップなし)に対応した。
操作系の改良としては、背面の操作部には新たにフォーカスモードスイッチが追加されている。MF/AFの切り替えをメニューではなくレバーで行なえるほか、スイッチ中央はAFボタンとなっており、AF操作とレリーズ操作が分離することで「置きピン」撮影に対応しやすいという。
実売予想価格はボディ単体で12万4200円前後、レンズキット、ダブルズームキット、それぞれEVF付きのキットも用意される。