MP600の性能をチェック
普段は、最大パフォーマンスを見るために、別のストレージからシステムを起動し、何もデータが保存されていない状態で計測を行なうが、今回は実使用時と同じく、「Force MP600」1TB(CSSD-F1000GBMP600)に、システムやアプリなどをインストールしたメインストレージ運用時のパフォーマンスをチェックしていこう。
環境はCPUに「Ryzen 9 3900X」、マザーボードに「ROG Crosshair VIII Formula」、ビデオカードにNVIDIA「GeForce RTX 2080 SUPER Founders Edition」などで構成している。
テスト環境 | |
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CPU | AMD「Ryzen 9 3900X」 (12コア/24スレッド、3.8GHz~4.6GHz) |
マザーボード | ASUS「ROG Crosshair VIII Formula」(AMD X570) |
メモリー | G.SKILL「Trident Z RGB F4-3200C16D-16GTZR」 (DDR4-3200 8GB×2枚) |
ビデオカード | NVIDIA「GeForce RTX 2080 SUPER Founders Edition」 (GDDR6 8GB) |
SSD | Corsair「Force MP600 1TB(CSSD-F1000GBMP600)」 (M.2、1TB、NVMe PCIe 4.0×4) |
電源ユニット | Seasonic「SS-750KM」(750W、80PLUS GOLD) |
OS | Windows 10 Home May 2019 Update 64bit |
約134GB使用した状態でベンチマークを実行
システムやアプリケーション、ゲームなど、931GB中、約14%の134GBを使用した状態で「CrystalDiskMark 6.0.2」や、「AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776」、「ATTO Disk Benchmark 4.00.0f2」、「PCMark 10」を実行してみた。なお、「CrystalDiskMark 6.0.2」はシステム導入前の状態も計測を行なっている。
CrystalDiskMark 6.0.2
まずは「CrystalDiskMark 6.0.2」だ。システムなどの導入前と32GiBテスト時は、ランダム「4KiB Q8T8」のライトにダウンが見られるが、シーケンシャルリード・ライトはPCIe4.0接続の最大のメリットである4000MB/秒オーバーを、しっかりと維持している。
AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776
「AS SSD Benchmark」の総合スコアーは7405と、PCIe3.0×4接続の最速モデルを3000スコアー近く上回っている。シーケンシャルもリード4203MB/秒、ライト3962MB/秒を出している。
また、ランダム(4K064Thrd)はリード51万5354IOPS、ライト78万591IOPSで、リードは公称値の68万IOPSに届いていないが、ライトは公称値を上回っている。