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キンコーズ コンビニプリント対応などの4つの法人向けサービス

2019年08月23日 20時50分更新

文● 阿部

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 キンコーズ・ジャパンは8月23日、法人向けサービス「働き方改革ソリューション WIL」の提供を開始した。「WIL コンビニdeプリント」「WIL eカタログ」「WIL 名刺」「WIL データ入稿サービス」という4つのクラウドサービスとコンテンツを提供するもの。いずれも利用には事前登録が必要。

 WIL コンビニdeプリントは、コンビニでプリントができるクラウドサービス。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど、全国約5万店のコンビニプリントに対応する。

 プリント代金はまとめて企業に請求するため、コンビニで清算する手間が省け、経理部門の処理負担も軽減され、生産性の向上につながるとしている。また、資料提供元が印刷費用を負担するため、資料を提供された側は無料でプリントアウトが可能。資料が実際に印刷されたかどうか確認することもできる。

 WIL eカタログは、会社概要やカタログ、広報誌などの各種資料をPDFから電子カタログ化できるソリューション。専用のアプリなどを使わずにブラウザー上で閲覧でき、販促活動や研修などでの活用、資料を請求した人への情報配信など、さまざまなシーンでの利用に適するという。資料の公開範囲は、一般公開か限定公開かを選択可能。

 また、利用者のアクセス履歴を見ることができるため、公開用のeカタログの反応やヒートマップ形式ログ解析により、効果測定や分析が可能。

 WIL 名刺は、クラウドでデータを管理する名刺発注システム。名刺作成に必要な項目を記載したリストをクラウドに一括アップロードして、リストの必要分にチェックを入れ、カートへ追加するだけで名刺の発注ができる。初期費用がかからず、システム導入後すぐに利用可能。また、名刺イメージのプレビューも確認できる。

 アップロードしたリストを、各支社や事業所ごとに管理・発注する「ロケーション管理」も可能。適切な表記の名刺を迅速に発注でき、業務効率化に役立つとする。名刺の印刷データをダウンロードして、自社で印刷することもできる。

 WIL データ入稿サービスは、キンコーズへのデータ入稿はもちろん、校正確認などのやり取りや進行状況の確認、オーダー履歴などをオンライン上で一括管理できるサービス。印刷用データの校正を画面上で確認できるため、PC環境によるレイアウトのズレを気にせずに入稿可能。また、原稿データは専用スペース内に保管できる。

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