写真・動画編集性能も期待できる
最後に「PCMark 10」(Version 2.0.2115)を実行し、ゲーム以外のパフォーマンスもチェックしておこう。
総合スコアーは3483とまずまずの結果。その詳細を見ると、基本性能を示すEssentialsが5304スコアーとモバイルノートPCと比べるとやや低めだが、おそらくこれはストレージが1TB HDDな点が足を引っ張っているのだろう。ちなみに、メモリーはDDR4-2666の4GB×2構成なため、標準的といったところ。
オフィスアプリケーション性能を見るProductivityは5328スコアーと、オフィス用途でも十分高いパフォーマンスを発揮している。写真や動画編集の性能に関わるDigital Content Creationはさすがi5-9300Hを採用しているだけあり、4058スコアーと高めだ。
まとめ:価格は13万円弱とコスパは良好
ロケーションフリーでゲームをプレイ
以上のように、AN515-54-A58G5はエントリークラスのゲーミングモデルではあるものの、その基本性能は高く、画質設定によってはかなり快適にゲームがプレイできることがわかった。解像度も絞ればリフレッシュレート144Hzを生かして、FPSなどで他人より有利な立ち回りを行なうことも可能だろう。
価格は12万9400円前後と非常にリーズナブルだが、もちろん11ac無線LANやBluetooth 5.0などの現代ノートPCには必須な通信機能も備えているので安心してほしい。重量も約2.19kgと宅内で持ち運んで使うPCとしては十分軽量な部類だ。場所を選ばずゲームを楽しみたいと考えるユーザーにとって、かなり魅力的な1台であることは間違いない。