狭額ベゼルで15.6型ディスプレーながら14型並みのボディーを実現
4K OLEDモデルも! コンパクト筐体にハイエンドを詰め込んだ15.6型ノートPC
2019年08月17日 10時00分更新
15.6型ディスプレー搭載のクラムシェルノートパソコン「New XPS 15」は、デルのコンシューマー向け15.6型ノートパソコンのフラッグシップモデル。第9世代(Coffee Lake)のCoreプロセッサーにGeForce GTX 1650が組み合わされており、クリエイティブ系アプリや3Dゲームも快適に動作させられるパフォーマンスを備えている。
今回は、本製品の外観的特徴を解説していこう。
フレームレスディスプレーによりボディーを大幅に小型化
XPSシリーズ共通のデザイン特徴は、「InfinityEdge」と名付けられたフレームレスディスプレー。左右側面6.04mm、上部7.08mmのほぼ縁なしと形容できるディスプレーを採用することで、従来の14型モデルに相当するおよそ幅357×奥行235×高さ11.2~17mmというコンパクトなボディーを実現している。重量は約2kg(97WHrバッテリー搭載時)ではあるものの、15.6型ながら持ち歩ける携帯性を備えているといえる。加えて、4K OLEDディスプレーモデルも選択可能だ。
フルサイズSDメモリーカードスロットも備えた豊富なインターフェース
New XPS 15には、Thunderbolt 3(USB PD、Display Port対応)×1、USB 3.1 Gen 1×2、HDMI 2.0×1、3.5mmヘッドセットジャック×1、SDカードリーダー×1と豊富なインターフェースが搭載されている。新旧端子を網羅しつつ、最新ノートパソコンとしては珍しくフルサイズSDメモリーカードスロットが用意されている点がうれしいところ。デジカメなどとデータをやり取りする際にSDメモリーカードスロットは重宝するはずだ。
アクセサリーは必要最低限、ACアダプターは大容量タイプ
本製品のパッケージには、本体、ACアダプター「130wパワーアダプター」、電源ケーブル、説明書類(クイックスタートガイド、Safety and Regulatory Information、デルお問い合わせ窓口のご案内)が同梱されている。有線LANアダプターは別売りなので、必要なら本体と一緒に購入するか、サードパーティー製の安価な製品を入手しよう。
アクセサリーは必要最低限とお伝えしたが、インターフェースが充実しているので、USBハブなどが必要になるケースはあまりないはず。New XPS 15は単独でシンプル運用できるプロフェッショナル仕様のノートパソコンといえよう。次回は実際の使い勝手についてレビューしていこう。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | New XPS 15 |
CPU | Core i7-9750H(6コア、2.60~4.50GHz) |
グラフィックス | GeForce GTX 1650(4GB GDDR5) |
メモリー | 16GB(DDR4-2666) |
ストレージ | 256GB SSD(M.2接続/NVMe対応) |
ディスプレー | 15.6型(3840×2160ドット)、4K OLEDディスプレー |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.0 |
インターフェース | Thunderbolt 3(USB PD、Display Port対応)×1、USB 3.1 Gen 1×2、HDMI 2.0×1、3.5mmヘッドセットジャック×1、SDカードリーダー×1 |
サイズ/重量 | 357×235×11.2~17mm/約2kg(97WHrバッテリー搭載) |
OS | Windows 10 Home(64bit) |