DJI JAPANは7月17日、カメラスタビライザー「Roninシリーズ」の新モデルとして、さらに軽量コンパクトとした「Ronin-SC」を発売した。
重量およそ1.1kgと、従来機(Ronin-S)と比べるとおよそ41%の軽量化が図られており、分解することでバックパックやケースに収納しやすいトラベル仕様の設計。マグネシウム/スチール/アルミニウム/複合プラスチックなどの耐久性のある高品質素材を採用したことで軽量ながら頑丈な構造となっている。積載量(試験時)は最大およそ2kgまで対応し、専用バッテリーで最大11時間動作する。
従来機からのフィードバックを活かし、3軸ロックなどの新しい設計を取り入れているほか、ジンバルのバランス調整が完了していれば再度カメラを取り付ける際にすぐに作業を開始できるなど使い勝手を改良。従来機同様にジョイスティックでジンバル動作を制御することができる。
スマホアプリには最大3つのカスタムプロファイルを設定できるほか、動きの激しい撮影シーンではジンバルの反応速度を速めるスポーツモードが利用できる。また、接続したモバイル端末の動作をRonin-SCジンバルと同期させるForce Mobile(iOSデバイスでのみ対応)、モバイル端末を使用して被写体を選択することでジンバルが被写体を追従するActiveTrack 3.0などの機能を利用できる。
価格は、Ronin-SC(標準版)が5万1300円、Focusホイールや外付けFocusモーター、 RSS(リモートスタート/ストップ)スプリッターが付属する「Ronin-SC Proコンボ」が6万2100円。