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無許諾音楽アプリの氾濫を受けて

音楽関係団体と配信サービス各社、アップルへの無許諾音楽アプリ対策強化要望書を提出

2019年07月11日 17時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 音楽関係4団体および音楽配信サービス事業者4社は7月11日、アップルに対して無許諾音楽アプリに対する事前審査強化と迅速な削除対応についての要望書を提出した。

 音楽関係団体としては、一般社団法人 日本レコード協会、一般社団法人 日本音楽事業者協会、一般社団法人 日本音楽出版社協会、一般社団法人 日本音楽制作者連盟の音楽関係4団体。音楽配信サービス事業会社ではAWA、KKBOX Japan、LINE MUSIC、楽天の4社。

 6月28日付で提出した要望書には、著作権者および著作隣接権者などの権利者が想定しない態様による音楽配信を可能にする「無許諾音楽アプリ」の対策強化をアップルに対して要請するもの。

 無許諾音楽アプリとされるものがアプリストアに公開されると日本レコード協会を通じてアップルに対して削除申請を行ない対応してもらうことを数年にわたって実施しているが、削除申請したにも関わらず削除されていないものや、削除された場合であっても形を変えて再度登録されるなど、アプリ対策が十分でないという。事前審査や迅速な対応を要請している。

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