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InstagramがGoogleを抜く ファッションの情報源となるサービス

2019年07月11日 16時40分更新

文● 高橋佑司

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 ジャストシステムは7月11日、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2019年6月度)」のレポートを発表した。

 また、本集計データをまとめた、全87ページの調査結果レポートの無料ダウンロードを開始した。ダウンロードはこちらのページから。

 本調査は、17歳~69歳の男女1100人を対象に、6月24日~6月29日の期間で実施したもの。調査方法はアンケート調査。

 今回の調査結果では、スマホで流行のファッション情報を調べる人のうち、情報源として「Instagram」を利用する人が、「Google」を抜いて最も多いという結果になった。Instagramで流行のファッションを調べる人は29.4%、Googleでは28.3%という数値になっている。

 2016年5月の調査では、ファッションの情報源として最も利用率が高かったのはGoogle(39.8%)、次いでInstagram(17.1%)という結果であり、今回の調査までの間にInstagramが大きく利用率を伸ばしたことがわかる。Instagramの利用率は若年層ほど高く、10代で52.9%、20代で39.3%で、30代で28.9%、40代で16.5%、50代で13.2%、60代で8.0%という結果になった。

 また、スマホでSNSのネタになるようなレジャースポットを探す人のうち、Googleで調べる人は34.9%で、2016年5月度調査(48.1%)から減少。一方、Instagramは19.3%で、2016年5月度調査(5.7%)と比較すると3倍以上増加している。年代別では、10代と20代はInstagramで調べる人が最も多く(10代:30.8%、20代:29.0%)、30代以降はGoogleで調べる人が最も多いという結果になっている。(30代:37.9%、40代:40.9%、50代:52.2%、60代:36.1%)。

 そのほかのデータとしては、スマホで暇つぶしになるようなネタを探す際に利用するものとして、最も多くの人が回答したのは「YouTube」(27.9%)、次いでGoogle(21.4%)、「Twitter」(19.8%)という結果に。男女別に見た場合、最多だったのはともにYouTube(男性:31.7%、女性:23.8%)だったが、次に利用率が高かったのは男性がGoogle(25.8%)、女性はTwitter(21.7%)だった。

 また、ストリーミング配信でゲームを楽しむ「クラウドゲーム」について、全体の認知率が43.5%なのに対し、10代の認知率が56.0%とほかの年代に比べて高く、半数以上が認知しているという結果になった。

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