白いPCの究極系を手軽にゲットしたい人に朗報! 限定数量で販売開始!
Corsairパーツで上品なライトアップPCを組み上げた社長に直撃!
2019年07月18日 11時00分更新
PCの外観に黒や白など、ほかの人と違う“こだわり”を持つユーザーは少なくない。それは、パソコンショップ SEVENを運営するセブンアールジャパンの代表取締役である西川 龍氏も同じである。ある日、西川氏から編集部に「白いPCを作りあげた」との一報を受けた。なんでも、細部にまで“白”という色にこだわったデスクトップPCということらしい。では、この白いゲーミングPC「ZEFT Pearl - ゼフト パール -」は果たしてどのようなPCなのか。実機を踏まえて紹介していこう。
ガワだけじゃない内部まで白一色
見えないところまで白にこだわったPC
まず、そのホワイトPC(仮)の外観だが、まさに白一色。ケースにCorsair製「275R」を利用したタワー型デスクトップPCで、左側面は強化ガラスによりケース内部を確認可能だ。そこで、内部を見てみると、こちらも白いパーツで溢れかえっている。外観だけ白いのかと思いきや、内部までしっかりと“白”にこだわっている点は脱帽だ。
その内部だが、ケースファンにCorsair製の白い「LL120 RGB White」を用いているほか、グラフィックボードやメモリモジュールなど目に入る箇所は白いパーツで埋め尽くされていた。CPUには、「Core i7-9700K」を搭載し、その冷却にはCorsair製簡易水冷クーラーの「H100i RGB PLATINUM SE CW-9060041-WW」を利用。この水冷クーラーは、ラジエーターやホースまでもが白色で、まさに今回のPCには打って付けの製品。
さらに、メモリーモジュールは、Corsair製の「CMW16GX4M2A2666C16W」を2セットで計32GB実装。グラフィックボードはGALAKURO製「GK-RTX2070-E8GB/MINI」、マザーボードはASUS製「PRIME Z390-A」と、さすがに基板まで白色とはいかないものの、装着されたヒートシンクやカバーは白色で統一されている。もちろん、ゲーミング用途という観点でも申し分ないスペックを誇っている。
そして、注目したいのが電源ユニットだ。PCケースの275Rでは、底部に電源ユニットを搭載するのだが、その箇所はエアフロー向上のためダクト構造となっており、マザーボードなどのメインの空間と隔てられている。それゆえ、外部から電源ユニットを視認することが難しいのだが、このPCでは、Corsair製で白色の定格出力750W「RM750x White CP-9020187-JP」を搭載している。見えないところまで白色のパーツを使っているあたりは、西川氏の“こだわり”が見て取れる。
さらに、ただ白いだけじゃない。ケースファンはもちろんのこと、メモリーモジュールや簡易水冷クーラーにはアドレサブルRGBに対応したLEDが搭載され、一元管理で好きな色に点灯させることが可能だ。実際に点灯している様子を見てみると、黒色のケースよりも今回の白いPCのほうが派手さが抑えられている印象がある。
実際、西川氏によるとラジエーターの冷却ファン2基はケース内側ではなく外側に装着することで、派手さを抑えているとのこと。このあたりは、西川氏の人柄が表れた格好だ。
しかし、誰しも思ったのではないだろうか。「なぜ白一色のPCを作ったのか?」そのあたりを西川氏に話を伺ってみた。