西日本電信電話(NTT西日本)は7月9日、朝日放送グループホールディングスや朝日新聞社、電通、日宣と共同で、AIカメラを用いたスポーツ映像の配信事業の実証実験を開始すると発表した。
AIカメラはイスラエルPixellot Ltdが開発したもので、AIによる自動撮影や編集機能が搭載されており、スタジアムに設置するとAIが自動でカメラワークを行なうため撮影コストをおよそ10分の1に抑えることができるという。サッカー、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボール、バレーボールなど12競技の撮影に対応する。
共同の実証実験に関しては、アマチュアスポーツの試合に着目してスポーツ映像コンテンツを供給するとしており、新たな配信ビジネスの創出につなげていくため事業としての可能性を検証するという。