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ビジネスユースなら2年落ちでも十分な性能を発揮

3万円代で買える「レッツノート CF-SX4EDHCS」リファービッシュ実機レビュー

2019年07月25日 11時00分更新

文● ASCII編集部

提供: 横河レンタ・リース

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(1)製品名:Let's note CF-SX4EDHCS(Win7 8.1DG) (2)製品のグレード:【Bランク】Aランクよりもキズ等や使用感があるレンタルアップ品 (3)当該製品の予定売価:参考価格3万7800円(税抜3万5000円)

 今回も横河レンタ・リースが運営するリファービッシュ品を販売するサービス「Qualit」から、おすすめの製品を紹介しよう。「超美品」、「美品」、「Aランク」、「Bランク」、「Cランク」などとランクを分けているが、今回は「Bランク」に格付けされているパナソニックの12.1型ノートPC「レッツノート CF-SX4EDHCS」を借用した。

 強気な価格設定から新品では高嶺の花なレッツノートだが、「Bランク」ということで3万円台というお手頃価格が設定されている。それではリフレッシュPCの外観、そして2015年に発売されたノートPCのパフォーマンスについてチェックしていこう!

主な仕様
製品名 Let's note CF-SX4EDHCS(Win7 8.1DG)
メーカー名 パナソニック
グレード Bランク
販売価格 3万7800円(税込)
OS Windows 7 Pro 32bit SP1(Windows 8.1 Pro Update 64bit DG)
プロセッサー Core i5-5300U(2コア4スレッド、2.30~2.90GHz)
メモリー 4GB
ストレージ 320GB HDD(MQ01ABF032)
ネットワーク IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0
ディスプレー 12.1インチHD+ TFTカラー液晶(1600×900ドット)
カメラ フロントカメラ(1280×960ドット)
インターフェース USB 3.0×2(左側面)、USB2.0×1(右側面)、LANコネクター×1、HDMI×1、ミニD-sub15ピン×1、SDメモリーカードスロット×1、マイク入力端子×1、オーディオ出力端子×1
バッテリー駆動時間 最大約18時間(JEITA 2.0)
サイズ/重量 295×216.2×25.4mm(幅×奥行き×高さ)/約1.40kg

レッツノートの人気モデルSXシリーズの2015年モデル

 今回横河レンタ・リースより借用した「レッツノート CF-SX4EDHCS」は、2015年1月13日にパナソニックより発売された12.1型ノートPC。ストレージ(HDD)はフォーマットされて、初期OSの「Windows 7 Pro 32bit SP1」がリカバリーされている。Windows 7は2020年1月14日にサポート期間が終了するので、それ以降はWindows 8.1以上にアップグレードする必要がある。

 CPUは第5世代(Broadwell)の「Core i5-5300U」(2コア4スレッド、2.30~2.90GHz)、メモリー(RAM)は4GB、ストレージは320GBのHDD(Serial ATA)を搭載している。レッツノートは比較的容易にメモリー、ストレージを換装可能なので、購入後にパフォーマンスに不満があればメモリー増量、HDDからSSDへの換装を実施してもよいだろう。

 ディスプレーは12.1インチHD+ TFTカラー液晶(1600×900ドット)。本体サイズは295×216.2×25.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.40kg。インターフェースは、USB 3.0×2(左側面)、USB2.0×1(右側面)、LANコネクター×1、HDMI×1、ミニD-sub15ピン×1、SDメモリーカードスロット×1、マイク入力端子×1、オーディオ出力端子×1を搭載している。また光学ドライブとしてスーパーマルチドライブを内蔵している点も本製品の売りだ。このほかの細かなスペックについては下記を参照してほしい。

 QualitのリフレッシュPCは横河レンタ・リース独自開発の梱包箱に収められている。「レッツノート CF-SX4EDHCS」の箱はやや大きめだ。ノートPC本体はシリコンフィルムでしっかりと包まれて、箱内部で宙に浮いているような状態で固定されている。ACアダプターや電源ケーブルはノートPCと接触して傷などが付かないように別室に収められている。配送時に万が一の事故があった場合でも、中身にダメージが及ぶ可能性は低い。

横河レンタ・リース独自開発の梱包箱は、製品本体をシリコンフィルムでしっかりと固定し、箱内部で宙に浮いたような状態で保持している。発泡スチロールなどは使われておらず、段ボール、エアーキャップ、シリコンフィルム、ビニール袋のみで構成されているので、廃棄するのも簡単だ

【Bランク】でも外傷は天板と右側面などわずかにあるだけ

 さて外装の状態だが、「【Bランク】Aランクよりもキズ等や使用感があるレンタルアップ品」ということで、本体天面と右側面などに細かな傷が入っていた。しかしレッツノートは明るいシルバー色なので、顔を寄せなければ気にならない程度の傷だ。もちろん機能的にはまったく問題ない。またつねに注視することになるディスプレーには傷はいっさい見当たらなかった。たしかに傷は存在するものの、よほど神経質でなければ気にならないレベルだ。

本体天面

本体底面

ディスプレー面をかなり細かくチェックしてみたが、消灯状態でも視認できる傷は見当たらなかった

「Panasonic」のロゴの右側にいくつかの擦り傷が入っているが、角度によって目立つ程度の浅い傷だ。このまま使っていても気づく人は少ないだろうが、もし気になるようならステッカーチューンなどを施すといい

少々目立つのが右側面の傷。USB端子への抜き差しに伴う傷のように見える

本体右側面

本体左側面

本体前面

本体背面

これはスーパーマルチドライブのフタを開けた状態。細かなチリも見当たらず、ピックアップレンズも綺麗だ

付属のACアダプター

プリインストールされているOSは「Windows 7 Pro 32bit SP1」

ストレージの利用状況をチェックする「CrystalDiskInfo 8.1.0」でチェックしたところ、健康状態は「正常」、電源投入回数は「220回」、使用時間は「1415時間」と表示された。1回あたりの平均使用時間は約6.43時間なので、おそらくオフィス内で使用された端末だと思われる

ビジネスユースには未だ申し分ないパフォーマンス
さらにグレードを上げたいならSSD換装にチャレンジを!

 最後にパフォーマンスをチェックしてみよう。CPU/グラフィックスベンチマーク「CINEBENCH R11.5」で計測してみたが、CPU性能を示す「CPU」スコアは2.78 pts、グラフィックス性能を示す「OpenGL」スコアは17.83 fpsという結果だった。一方ストレージ速度は、シーケンシャルリード(Q32T1)は97.23MB/s、シーケンシャルライト(Q32T1)は97.76MB/sを記録した。

 ウェブブラウジングしたり、オフィスアプリケーションを利用するなら問題ないパフォーマンスを備えているが、前述のとおり「レッツノート CF-SX4EDHCS」は比較的容易にストレージを交換できるので、HDDをSSDに乗せ換えてもよいだろう。SATA接続のSSDは最近では2000~3000円台から購入可能だ。SSDに換装すれば体感速度が飛躍的に向上するので、ぜひチャレンジしてみてほしい。

CPU/グラフィックスベンチマーク「CINEBENCH R11.5」のCPUスコアは2.78 pts、グラフィックス性能を示すOpenGLスコアは17.83 fps

ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 5.5.0」のシーケンシャルリード(Q32T1)は97.23MB/s、シーケンシャルライト(Q32T1)は97.76MB/s

 今回横河レンタ・リースより借用した「レッツノート CF-SX4EDHCS」は2015年1月23日に発売された製品だが、一般的な用途には十分なパフォーマンスを備えているうえ、メモリーやストレージをアップグレードしやすいというメンテナンス性の高さが魅力。まずは安価にQualitのレッツノートを入手して、処理性能、体感速度に不満を覚えたらアップグレードしてみてはいかがだろうか? もちろんアップグレードを前提にした素材としても、安価に入手できる本製品は魅力的な選択肢だ。

提供:横河レンタ・リース

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