今回も横河レンタ・リースが運営するリファービッシュ品を販売するサービス「Qualit」から、おすすめの製品を紹介しよう。「超美品」、「美品」、「Aランク」、「Bランク」、「Cランク」などとランクを分けているが、今回は「Bランク」に格付けされているパナソニックの12.1型ノートPC「レッツノート CF-SX4EDHCS」を借用した。
強気な価格設定から新品では高嶺の花なレッツノートだが、「Bランク」ということで3万円台というお手頃価格が設定されている。それではリフレッシュPCの外観、そして2015年に発売されたノートPCのパフォーマンスについてチェックしていこう!
主な仕様 | |
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製品名 | Let's note CF-SX4EDHCS(Win7 8.1DG) |
メーカー名 | パナソニック |
グレード | Bランク |
販売価格 | 3万7800円(税込) |
OS | Windows 7 Pro 32bit SP1(Windows 8.1 Pro Update 64bit DG) |
プロセッサー | Core i5-5300U(2コア4スレッド、2.30~2.90GHz) |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 320GB HDD(MQ01ABF032) |
ネットワーク | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0 |
ディスプレー | 12.1インチHD+ TFTカラー液晶(1600×900ドット) |
カメラ | フロントカメラ(1280×960ドット) |
インターフェース | USB 3.0×2(左側面)、USB2.0×1(右側面)、LANコネクター×1、HDMI×1、ミニD-sub15ピン×1、SDメモリーカードスロット×1、マイク入力端子×1、オーディオ出力端子×1 |
バッテリー駆動時間 | 最大約18時間(JEITA 2.0) |
サイズ/重量 | 295×216.2×25.4mm(幅×奥行き×高さ)/約1.40kg |
レッツノートの人気モデルSXシリーズの2015年モデル
今回横河レンタ・リースより借用した「レッツノート CF-SX4EDHCS」は、2015年1月13日にパナソニックより発売された12.1型ノートPC。ストレージ(HDD)はフォーマットされて、初期OSの「Windows 7 Pro 32bit SP1」がリカバリーされている。Windows 7は2020年1月14日にサポート期間が終了するので、それ以降はWindows 8.1以上にアップグレードする必要がある。
CPUは第5世代(Broadwell)の「Core i5-5300U」(2コア4スレッド、2.30~2.90GHz)、メモリー(RAM)は4GB、ストレージは320GBのHDD(Serial ATA)を搭載している。レッツノートは比較的容易にメモリー、ストレージを換装可能なので、購入後にパフォーマンスに不満があればメモリー増量、HDDからSSDへの換装を実施してもよいだろう。
ディスプレーは12.1インチHD+ TFTカラー液晶(1600×900ドット)。本体サイズは295×216.2×25.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.40kg。インターフェースは、USB 3.0×2(左側面)、USB2.0×1(右側面)、LANコネクター×1、HDMI×1、ミニD-sub15ピン×1、SDメモリーカードスロット×1、マイク入力端子×1、オーディオ出力端子×1を搭載している。また光学ドライブとしてスーパーマルチドライブを内蔵している点も本製品の売りだ。このほかの細かなスペックについては下記を参照してほしい。
QualitのリフレッシュPCは横河レンタ・リース独自開発の梱包箱に収められている。「レッツノート CF-SX4EDHCS」の箱はやや大きめだ。ノートPC本体はシリコンフィルムでしっかりと包まれて、箱内部で宙に浮いているような状態で固定されている。ACアダプターや電源ケーブルはノートPCと接触して傷などが付かないように別室に収められている。配送時に万が一の事故があった場合でも、中身にダメージが及ぶ可能性は低い。
【Bランク】でも外傷は天板と右側面などわずかにあるだけ
さて外装の状態だが、「【Bランク】Aランクよりもキズ等や使用感があるレンタルアップ品」ということで、本体天面と右側面などに細かな傷が入っていた。しかしレッツノートは明るいシルバー色なので、顔を寄せなければ気にならない程度の傷だ。もちろん機能的にはまったく問題ない。またつねに注視することになるディスプレーには傷はいっさい見当たらなかった。たしかに傷は存在するものの、よほど神経質でなければ気にならないレベルだ。
ビジネスユースには未だ申し分ないパフォーマンス
さらにグレードを上げたいならSSD換装にチャレンジを!
最後にパフォーマンスをチェックしてみよう。CPU/グラフィックスベンチマーク「CINEBENCH R11.5」で計測してみたが、CPU性能を示す「CPU」スコアは2.78 pts、グラフィックス性能を示す「OpenGL」スコアは17.83 fpsという結果だった。一方ストレージ速度は、シーケンシャルリード(Q32T1)は97.23MB/s、シーケンシャルライト(Q32T1)は97.76MB/sを記録した。
ウェブブラウジングしたり、オフィスアプリケーションを利用するなら問題ないパフォーマンスを備えているが、前述のとおり「レッツノート CF-SX4EDHCS」は比較的容易にストレージを交換できるので、HDDをSSDに乗せ換えてもよいだろう。SATA接続のSSDは最近では2000~3000円台から購入可能だ。SSDに換装すれば体感速度が飛躍的に向上するので、ぜひチャレンジしてみてほしい。
今回横河レンタ・リースより借用した「レッツノート CF-SX4EDHCS」は2015年1月23日に発売された製品だが、一般的な用途には十分なパフォーマンスを備えているうえ、メモリーやストレージをアップグレードしやすいというメンテナンス性の高さが魅力。まずは安価にQualitのレッツノートを入手して、処理性能、体感速度に不満を覚えたらアップグレードしてみてはいかがだろうか? もちろんアップグレードを前提にした素材としても、安価に入手できる本製品は魅力的な選択肢だ。
提供:横河レンタ・リース