14型のボディに15.6型の液晶パネルを採用しながらも、重量は1kgを切るという“軽さ”がかなり魅力的な日本エイサーのモバイルノートPC「Swift 5」。前回、Swift 5の新モデルとなる「SF515-51T-H58Y/BF」について、その特徴や詳細についてレビューを行った(参考記事)。詳細はそちらを参照していただきたいが、では、実際の使い勝手はどのようなものだろうか。SF515-51T-H58Y/BFを外出先に持ち運び、1ヵ月ほど筆者が普段行っている仕事に利用してみたので、その使用感をレポートしたい。
SF515-51T-H58Y/BFの主なスペック | |
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CPU | Core i5-8265U(定格クロック1.6GHz,最大クロック3.9Hz,4C8T,キャッシュ容量6MB) |
OS | 64bit版Windows 10 Home |
メモリー | DDR4-2666 4GB×2(※DDR4-2400として動作) |
ストレージ | 512GB SSD(SKhynix「BC501」、NVMe) |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620(CPUに内蔵) |
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、グレア、IPS、タッチパネル対応 |
内蔵ドライブ | - |
通信規格 | 無線LAN(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0 |
サウンド | Realtek High Definition Audio |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 3.1 Gen.2(Type-C)端子×1、HDMI出力端子(HDCP対応)、ヘッドフォン/マイクジャック |
サイズ/重量 | およそ幅358.0×奥行230.0×高さ15.90mm/約990g |
持ち運びだけでなく鞄の出し入れも容易
6時間の作業でもバッテリーは問題なし
まず、SF515-51T-H58Y/BFを持って出掛ける前に、バッテリーが実際にどの程度持続するのか確かめてみた。今回は、バッテリーをフル充電した状態で、バッテリーベンチマークの「BBench」(Version 1.00)を実行。そのログから、バッテリーの持続時間を求めてみた。結果は、4時間26分ほどとなったわけだが、公称持続時間の10時間には遠く届いていない。これはBBenchを実行する際に、キー入力とWebブラウジングを定期的に行うように設定したため、それが原因で消費電力が増えてしまったのだろう。逆に言えば、4時間半の間ずっとWebブラウジングをし続けるといったかなりヘビィーな用途でも、バッテリーは持つとも言える。
さて、SF515-51T-H58Y/BFは、冒頭でも述べたとおり、14型のボディを採用している。これは、A4の雑誌より一回りほど大きいサイズで、そのため鞄への収まりが非常にいい。普通の雑誌が入るような鞄であれば、とくに問題なくSF515-51T-H58Y/BFを入れることができるだろう。さらに、厚さも15.90mmと薄いため、鞄への出し入れが非常に容易だ。使いたいときに鞄からすぐ出せる点は、日常的に使ううえで非常に都合がいい。