水中で全周魚眼が撮れるコンバーターも新開発
裏面照射CMOSとF2.0レンズ搭載のタフネスデジカメ「OLYMPUS Tough TG-6」
2019年06月13日 11時00分更新
オリンパスは6月13日、水中撮影も可能なタフネスデジカメ「Toughシリーズ」の新モデル「OLYMPUS Tough TG-6」を発表。7月下旬に発売する。
水深15mの防水性能(IPX8)、防塵(IP6X)、高さ2.1mからの耐落下(MIL-STD810F準拠)、耐荷重100kgf、耐低温度-10度という頑丈なボディーが特長のシリーズ。撮像素子の総画素数は従来機「TG-5」と同じ1200万画素だが、新たに裏面照射型CMOSを採用した。レンズは35mm換算25~100mm相当(F2.0~4.9)、レンズコートの改良による画質向上が図られている。
レンズ先端から最短1cmまで接写できるマクロ撮影が強化されており、通常撮影のP/Aモードでも近接撮影可能となったほか、超接写撮影でも複数枚の写真を合成することで、広い範囲にピントを合わせる深度合成機能が追加された。また、シャッターボタンを押す前からの連写を記録するプロキャプチャーモード、背面液晶の高画素化、水中ホワイトバランスの強化といった機能面で向上している。
さらに水中で全周魚眼~対角魚眼撮影が可能となるフィッシュアイコンバーター「FCON-T02」が用意されたほか、レンズ前に取り付けて手動で開閉するレンズバリア「LB-T01」、ボディー表面のキズを防ぐとともに持った時に滑りにくくするシリコンジャケット「CSCH-127」、水中撮影の操作とともに外部フラッシュの装備が可能な防水プロテクター「PT-059」などのオプションも用意される。
撮影機能のほか、GPSや気圧、温度、方位センサーを搭載し、ワイヤレス接続したスマホ側でもデータを取得できる機能を装備する。本体サイズはおよそ幅113×奥行き32.4×高さ66mm、重量およそ253g(バッテリー、メモリーカード含む)。実売予想価格は5万7240円。