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1440pでRTX 2070を上回る!AMD「Radeon RX 5700 XT」が7月7日に登場

2019年06月11日 09時00分更新

文● 笠原一輝 編集●ジサトラハッチ

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ANTI-LAGとImage Sharpeningをサポートした新しいAdrenalinドライバが7月1日にリリース

新しいAdrenalineドライバー

 また、ソフトウェアの強化ももう1つの特徴で、Radeonシリーズ向けのゲーミング向けドライバー(Adrenalin)の2019版の最新バージョン(バージョン19.7.1)が7月1日に公開される。

 さらに7月7日には同じバージョンでRadeon RX 5700シリーズに対応したバージョンが公開される予定。その中では新機能として「ANTI-LAG」、「Image Sharpening」などの機能が追加される。

ANTI-LAG

 ANTI-LAGは、eSportsプレイヤーなど、キーボードからの入力ラグが競技に大きな影響を与えるプレイヤー向けの機能で、CPUとGPUの応答時間の差で生じる差をできるだけ削減してキー入力のラグを減らす。ゲームによるが31%の減少が期待できるとAMDは説明している。

Image Sharpening

 「Image Sharpening」はGPUの機能を利用してシャープネスをかけることで、アップスケール時にアンチエリアシングのような効果をかけることでより鮮明な表示を行なうことができる機能になる。

 NVIDIAはGeForce RTX 20シリーズでDLSSの機能をサポートしており、同じような効果をもたらすが、ゲーム側の対応が必要という弱点を抱えている。それに対して、このImage Sharpeningはドライバーレベルでの実装になるため、ほとんどのゲームで活用することができる。

●関連サイト

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