このページの本文へ

キングジムのスマートボールペン「インフォ」は手書き派マストバイ!

2019年06月01日 12時00分更新

文● 中山 智 編集●ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

スマホの通知をボールペン側でチェックできる

 スマートフォンとの連携機能は、各種通知の表示のほか音量のコントロールやアラームといった機能が利用可能。通知は通話着信やSMS、メールのほかLINEやChatwork、Slack、メルカリといった24種類に対応している。キングジムによると、今後のアップデートにより通知に対応するアプリが増える可能性もある。通知の内容は本体のディスプレーに表示され振動でもわかるようになっており、最大40件までの履歴が保存できる。

右手用の設定の場合、右側にディスプレー、左側にタッチセンサーとなる

通知の履歴は最大40件まで

 スマートウォッチなどと違い、搭載しているディスプレーが小型のため、多くの情報はチェックできないが、メールならタイトルや送信者が確認できるので、すぐにチェックが必要な内容かどうかはわかる。さらに通知するアプリごとにLEDの発色を変更可能。カラーは10種類用意されているので、なんのアプリからの通知からかひと目で認識できるのも便利だ。

通知はスクロールで表示される

LEDの色でどのアプリの通知かわかるようになっている

アプリごとにLEDのカラーと振動パターンを指定できる

 ペン自体の操作は、ディスプレー左側にタッチセンサーを利用する。スワイプやタップで画面の切り替えやボタンの決定などができる。ちなみに公式アプリから右利きと左利きの切り替えができるので、左利きの場合は左側にディスプレー、右側にタッチセンサーとなる。

アプリから利き手の設定が可能

 アラーム機能は、公式アプリで設定してた時刻になるとLEDが赤く点灯しペンが振動する。アラームを止めるのはペンでの操作から可能だ。時間を決めた勉強のほか、曜日指定に対応したくりかえし設定もできるので、業務時間の通知などにも活用できそうだ。

ペンをアラームとしても利用できる

 また音量調整や音楽プレーヤーの停止、再生、曲送りなども可能。やはり勉強中にスマートフォンで音楽をきいているときなどに使えば、いちいちスマートフォンを取り出す必要がないので、集中力をそがれることもない。

音楽アプリのコントロールにも対応

ボリュームも調整できる

 充電は製品に付属しているクレードルを使用。ペンの頭の部分が接点となっており、挿し込めば充電がスタートする。クレードルの充電用コネクターはmicroUSB。ただし、充電用のケーブルは付属していないため、市販のケーブルが別途必要だ。充電時間は45分で満充電から最大12日の連続使用が可能なので、長期の出張以外はクレードルを持ち歩く必要はなさそう。ちなみにクレードルに挿すとペン先も収納される仕組みになっている。

ペンの頭は充電用の端子になっている

クレードルに挿し込んで充電する

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン