スマホの通知をボールペン側でチェックできる
スマートフォンとの連携機能は、各種通知の表示のほか音量のコントロールやアラームといった機能が利用可能。通知は通話着信やSMS、メールのほかLINEやChatwork、Slack、メルカリといった24種類に対応している。キングジムによると、今後のアップデートにより通知に対応するアプリが増える可能性もある。通知の内容は本体のディスプレーに表示され振動でもわかるようになっており、最大40件までの履歴が保存できる。
スマートウォッチなどと違い、搭載しているディスプレーが小型のため、多くの情報はチェックできないが、メールならタイトルや送信者が確認できるので、すぐにチェックが必要な内容かどうかはわかる。さらに通知するアプリごとにLEDの発色を変更可能。カラーは10種類用意されているので、なんのアプリからの通知からかひと目で認識できるのも便利だ。
ペン自体の操作は、ディスプレー左側にタッチセンサーを利用する。スワイプやタップで画面の切り替えやボタンの決定などができる。ちなみに公式アプリから右利きと左利きの切り替えができるので、左利きの場合は左側にディスプレー、右側にタッチセンサーとなる。
アラーム機能は、公式アプリで設定してた時刻になるとLEDが赤く点灯しペンが振動する。アラームを止めるのはペンでの操作から可能だ。時間を決めた勉強のほか、曜日指定に対応したくりかえし設定もできるので、業務時間の通知などにも活用できそうだ。
また音量調整や音楽プレーヤーの停止、再生、曲送りなども可能。やはり勉強中にスマートフォンで音楽をきいているときなどに使えば、いちいちスマートフォンを取り出す必要がないので、集中力をそがれることもない。
充電は製品に付属しているクレードルを使用。ペンの頭の部分が接点となっており、挿し込めば充電がスタートする。クレードルの充電用コネクターはmicroUSB。ただし、充電用のケーブルは付属していないため、市販のケーブルが別途必要だ。充電時間は45分で満充電から最大12日の連続使用が可能なので、長期の出張以外はクレードルを持ち歩く必要はなさそう。ちなみにクレードルに挿すとペン先も収納される仕組みになっている。