ストレージも500GB SSDと1TB HDDで高速と大容量を両立
13万円台で高性能なGTX1660 TiゲーミングPCはガッツリ冷やすエアフロ―が魅力
2019年05月15日 09時00分更新
負荷の高いゲームをストレスなく遊ぶためには高性能なCPUはもちろんだが、処理能力の高いGPUの搭載が不可欠だ。しかし、高性能になればなるほど価格は高くなり、なかなか手が出しづらい。今回紹介する「GALLERIA XT」は、13万4980円からとリーズナブルなな価格で購入できる、ゲームをするために最適化されたゲーミングデスクトップパソコンだ。
CPUには第8世代のCore i7-8700を採用し、GPUにはGeForce GTX1660 Tiを搭載している。GTX1600シリーズはRTXシリーズのRTコアがない代わりに、価格を低く抑えながらハイパフォーマンスな動作ができるGPUだ。今回はGALLERIA XTについて、外観や内部構造などを紹介しよう。
効率的なエアフローを実現した内部構造
GALLERIA専用KTケースの大きさはおよそ幅207mm×奥行520.7mm×高さ450.2mmで、重量は約13.9kg。初めて見た人はかなり大きく感じるだろう。低重心で安定感はあるが、あらかじめ置く場所を考えておくほうがいい大きさだ。サイドパネルは指で回して外せるタイプのネジになっているので、周辺機器の増設などもしやすい。なおサイドパネルは中身が見えるアクリルパネルにカスタマイズすることもできる。
GALLERIA XTのエアフローは、マシン前面と底面から取り入れた空気を背面と上部から排出する流れになっている。また、サイドパネルにも吸気口があり、左側面だけでなく、右側面にマザーボードを直接冷やせる位置に吸気口が設けられている。
このように、前・下・左・右の4方向から取り入れた空気を背面と上部から排出するため、上部と背面にはファンが付けられており、CPU・GPUのファンと合わせて強力に内部の空気を循環させる。また、熱を持ちやすいCPU周辺は空間を広めに取っており、熱がこもらない工夫がなされている。
これ以外にも電源ユニットにファンがあり、これだけファンがついていると音が気になりそうだが、これが驚くほど静かなのも本機の特徴だ。高負荷のゲームなどを稼働させてもファンの音は気にならないレベル。もちろん、まったく音がないわけではないが、想像以上に静音だ。