幕張メッセ内で心地良く眠れる!?睡眠中の脳波が明らかに
HALL 7にある「超睡眠 supported by 西川株式会社」ブースは、戦国時代から続く創業453年の超老舗寝具メーカー「西川株式会社」の寝具で寝れるエリア。
体験者は西川株式会社の寝具を使い寝ているだけでなく、脳波を計測するチップが内蔵されたヘッドバンドを付け、SOOTHが開発した「脳内モニター」で、脳波からの感情をリアルタイムで可視化される。
しかし、体験者は寝ているので、寝る前の状態をモニターアームに取り付けられたiPadで確認できるが、実際に寝ている際は見ることができない。お友達と一緒なら、体験している友達の寝ている時の脳波が見れるので、友達と一緒に体験するとおもしろそうだ。
ちなみに、ニコニコ超会議の公式サイトから応募し、西川株式会社の寝具「エアー」の最上級モデル「エアーSX」マットレスが当選した2名は、会場で8時間ガチ寝してニコニコ生放送にて配信されていた。
この脳波を計測する機器は、NeuroSky社製で今回のヘッドバンドではなく、モバイルヘッドセットという形でAmazonなどでも2万円台ほどで販売されているという。そのモバイルヘッドセットを使えば、脳波で制御するアプリなどに利用できるという。
同社は、これまでもVRによる環境再現と脳波計測をアース製薬の消臭芳香剤の消費者調査に活用し、部屋の匂いを消臭すると気分の安定度が21%高まるなどの実証実験に協力していたりと、いろんな活動を行なっている。
VRによる実在感の高い視覚体験は、場所や時間の制限を受けないので、こうした実証実験など、幅広い分野で活躍しそうだ。