8月20日にWorld Demo DayをOracle Parkにて開催
「SPORTS TECH TOKYO」 ファイナリストとして12社が選出
2019年04月26日 17時40分更新
スクラムベンチャーズは4月25日、世界のスポーツテックスタートアップを支援するプログラム「SPORTS TECH TOKYO」のファイナリスト12社を発表した。
SPORTS TECH TOKYOはスクラムベンチャーズと電通が共同で進めているスポーツをテーマに全世界のスタートアップを支援するアクセラレーション・プログラム。2018年10月のアナウンス以来、世界33ヵ国から数百のスタートアップの応募があったという。
4月に開催されたキックオフ・カンファレンスでは一次選考通過スタートアップの中から104社が東京に集結、パートナーやスポーツ・アドバイザリー・ボード、メンターなど合わせておよそ500名が参加。日本企業やスポーツ団体などと新たな事業創出にむけて568もの個別商談が活発に行なわれた。
ファイナリストとして残った12社には「スポーツ中継などの360度ハイライト映像を生成する技術」、「プロアスリートの腸内細菌を分析するバイオテクノロジー」、「ウェアラブル端末を用いた分析により最適トレーニング負荷や運動タイプを提案する技術」、「スポーツ中継を自動撮影する無人マルチカメラ」、「チームや選手のデジタルトレカを買うことで運営に参加するファンエンゲージメントプラットフォーム」など、さまざまな分野が並ぶ。
これからおよそ3ヵ月間事業開発プログラムに取り組み、8月20日にサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地Oracle Parkで行なわれるWorld Demo Dayにその成果を発表する。