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色々なことに活用できそう

郵便局サイトで作れる、デジタルハンコが面白い

2019年05月07日 10時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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ゆうびん.jpより

日本人はたくさんハンコをついている

 皆さんは、年間にどのくらいハンコをつくでしょう? 日本は印鑑の文化であり、これだけデジタル化が進んでいるにも関わらず、契約が発生する際は、ほとんど間違いなく捺印を求められます。役所、銀行、職場、賃貸契約、売買契約やローン契約などなど、日本に住んでいるなら、事あるごとに「印鑑を持参してください」「印鑑が必要です」と伝えられてきたはずです。

 したがって、それほど機会がないという方でもときどきは、職場で役職についている方などはかなりの頻度で、ハンコをついているものと思われます。

 面倒かどうかで言えば(持参し忘れると契約ができず、一旦家に取りに戻らないといけないことがあるなど)大変に面倒ですが、私は面白い文化ではあると思います。サインはラクですが、印鑑には面白みがあるような気がします。それほどこだわっていない方も多いかと思いますが、入学祝いや卒業祝い、就職祝い、結婚祝いなど、節目に手彫りの印鑑を贈るといった文化もあり、大事に持っているという方も、同じくらいいるように思います。

デジタルのハンコもなんだか面白い

 そんな印鑑をデジタルで作成できるサービスが、日本郵政のサイト「ゆうびん.jp」で提供されています。使い方は簡単。手作りはんこ作成ツールにアクセスし、「文字をはんこにする」を選択。

ゆうびん.jpより

 「四角」「丸」「イモ版」から好きなものを、続いて「文字にインク」「背景にインク」を選択、最後にインクの色を選択し、任意の文字を入力します。「丸」「文字にインク」「赤」といった組み合わせが、一般的な印鑑らしいでしょうか。

ゆうびん.jpより

ゆうびん.jpより

 さらに面白いのは、印影の微調整ができ、オリジナリティーを高められる点です、例えば、枠に対しての文字の大きさや長さ、幅、太さ、角度といったものが調整できます。

ゆうびん.jpより

 完成した画像は透過画像としてダウンロードできるほか、SNSでシェアしたり、同社が無料で展開しているハガキ作成サービス「はがきデザインキット2019」に落とし込んで使えたりと、自由自在。さすがに公式な書類には使えないと思いますが、ちょっとこだわった印影を作成して、手紙や年賀状に添えても面白いですよね。

ゆうびん.jpより

 イモ版でグリーンのインクを使うと、年賀状に押したくなる雰囲気になりました。ぜひ皆さんも、ご自身のアイディアで楽しんでみてください。そういったことをやってくれるお店がどれくらいあるのかわかりませんが、このツールで気に入ったデザインを作って、ハンコ屋さんに「これっぽく彫ってほしい」と持ち込んでみるのも楽しいかもしれません。

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