こだわりの内部レイアウトに発色のいいディスプレー搭載
ゲームのためのこだわり設計、高コスパ15.6ノートPC「Dell G5 15」 (1/2)
2019年04月25日 07時00分更新
デルの「New Dell G5 15」シリーズは、15.6型ディスプレーを搭載したハイスペックなゲーミングノートパソコンだ。第8世代のCoreプロセッサーやGeForce RTX 20シリーズを搭載して高パフォーマンスを実現しており、ゲーマーだけでなくクリエイターやデザイナーからも人気が高い。今回、そのラインナップのうち筐体にホワイトカラーを採用した「New Dell G5 15 スペシャルエディション」を試せたので、外観の特徴や使い勝手、パフォーマンスなどを2回にわたって紹介していこう。
ホワイトが基調の洗練されたデザイン
「Dell G」シリーズは、「ALIENWARE」ゆずりの性能と使い勝手を実現したゲーミング向けのパソコンブランド。本格的な3Dゲームが楽しめるパフォーマンスを搭載しながら、一般ユーザーにも受け入れられやすい外観や製品価格を実現しているのが大きな特徴だ。
そのミドルモデルの新製品となるNew Dell G5 15は、本体デザインなどの違いにより通常エディションとスペシャルエディションの2つに分かれている。今回試したのは、そのうちスペシャルエディションの方。両者のいちばん大きな違いは外装のカラーで、通常エディションはブラック、スペシャルエディションはホワイトが基調になっている。
両エディションのもう1つ違いが、底面のデザイン処理だ。通常エディションは樹脂製のボトムケースに通気孔があけられているだけだが、スペシャルエディションは通気孔とゴム足の間にクリアパネルが設けられており、筐体内の一部分(デュアルファン冷却システム)が見えるようになっている。冷却システムは左右対称になっており、内部レイアウトもかなりこだわって設計されていることがうかがえる。
New Dell G5 15の本体サイズは両エディションとも変化はなく、およそ幅364.3×奥行き273.4×高さ23.7mm、重量約2.68kgとなっている。また、約9mmのスリムベゼルを採用したディスプレー部や、テンキーを標準搭載したキーボード、指紋認証リーダーを内蔵した電源スイッチなども同じだ。
そのほかインターフェースも共通で、本体左側面にUSB Type-C(Thunderbolt)、USB 3.1端子、ヘッドフォン ジャック、右側面に2-in-1 SD/microSDカードスロットとUSB 3.1端子、本体背面には電源ポート、HDMI 2.0、USB 3.1端子、Mini DisplayPort、有線LAN端子(Killer E2500ギガビット イーサネット)、ウェッジロック スロットが搭載されている。主要なポートが背面に配置されているため、周辺機器を使う場合でも使用時にコード類が視界に入りにくいのはうれしいポイントだ。