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ちょっとだけ「へえ~!!」な即席麺小ネタ

「チキンラーメン」発売当初のパッケージに込められた工夫

2019年04月29日 15時00分更新

文● ナベコ

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大したことじゃないけれど、知っているとちょっと嬉しい「即席麺小ネタ」を紹介。大型連休に即席麺を食べる人も、そうではない人も、話の種にご覧くださいな。

 1958年に登場した日清食品の「チキンラーメン」は、世界初のインスタントラーメンとして知られています。チキンラーメンというと「ひよこちゃん」のキャラクターがおなじみですが、発売当初ひよこちゃんはいませんでした。その代わりではありませんが、パッケージには中身が見える透明な「のぞき窓」がついていたそうです。

――発売当時は誰もインスタントラーメンがどういうものか知りませんでした。そこで、パッケージには中が見えるように大きな卵型の「のぞき窓」をつけていました。その後、チキンラーメンの認知が進むにつれ、徐々にこの窓は小さくなり、1983年には完全に窓がなくなりました。おなじみの「ひよこちゃん」がパッケージに登場したのは1991年です。なお、その前までは1965年に登場した「ちびっこ」がチキンラーメンのキャラクターでした。(日清食品 広報)

発売当初(1958年)のチキンラーメンのパッケージ。

 世界初のインスタントラーメンだったため、当然、多くの人はインスタントラーメンを知りません。そこで、中身が見えるパッケージで安心感を持たせたというのは、よく考えられています。なお、今でこそおなじみのひよこちゃんは平成生まれでした。

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