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秘密は手元撮影とシンプルな授業 通信英語トレーニング体験レポート

臨場感そのまま 進化するオンライン英語ジムを体験してみた

2019年04月25日 07時00分更新

文● 北島幹雄/ASCII STARTUP

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授業編:細かな発音指導も可能

 今回は体験のため、特定の日時指定となっていたが、実際の受講時には、特定の日時で週2回の実施となる。

 用意するものは実際のトレーニングと同様。オリジナル教材については、事前にデータが送られてくるので、プリントアウトしておく必要がある。あとは手元にメモなどが書ける紙かノートと筆記用具があればいい。

 オンラインでのトレーニングは、ブラウザー上の画面で進む。こちらから視認できるのは、トレーナー本人と、教材に関連するスライド、または資料一覧となる。トレーナー側からは主に、手元資料を映したカメラと、発生時の口元チェックができるようにPC備え付けのカメラでコーチングを受ける。

 肝心なトレーニングの流れだが、実際のジムと異なるのは、周囲の環境と、目の前にトレーナーがいないだけの違いと言っていいだろう。

 対面のトレーニングで行なっていたのは、毎回の対面コンサルティングと単語テスト、シャドーイングのチェックに始まり、その時々の課題に応じた各種トレーニング(リーディングスピードアップのオリジナルトレーニングやディクテーション、発音指導、文法指導など)だった。

 手元のカメラ1つだけでここまで最適化されるのか、というほどに体験内容に変化はない。そもそも、ENGLISH COMPANYで実施しているトレーニングは、非常にシンプルなもの(ただし、そのトレーニング強度は個人に最適化されているので効率的)ばかりなため、それほど複雑な情報のやり取りが必要であるわけではない。

 また心配されるオンライン環境による音声や映像の影響もさほどない。そもそも、実際に英語を活用するさまざまな場面では、“どんな環境であってもきちんと聞き取れるか”が重要なので、通信環境自体を危惧する必要はない。対面型のリアルな現場でクリアな音声のやり取りが必須であるとは言えないはずだ。

 筆者が体験したオンライントレーニングでも、LとRの子音の発音について、以前の対面トレーニングでRのほうは意識できていたが、Lのほうがまだ完璧でないことを指摘された。またRやFの発音はより自然になっていたとほめてもらえたが、V・Bについてはまだまだという評価だった。このように発音ニュアンスの確認についても、オンライン上で問題なくトレーナーから指導が受けられる。

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