最終的に人工衛星の発射台としての活用を目指すストラトローンチ(Stratolaunch)は、地上からロケットを打ち上げるよりも安く宇宙に物体を運べるようになるのだろうか。
この双胴機は6つのエンジンを搭載しており、2機の中古のボーイング製ジェット機から作られている。4月13日の初飛行では、カリフォルニア州モハベ砂漠上空を2時間半飛行。ストラトローンチ・システムズによると、地上約4600メートルを時速約304キロの速度で飛行したいう。
翼幅はサッカー競技場よりも広い117メートルで、世界最長。動画はここで見られる。
ストラトローンチの最終目標は、民間ジェット機の2〜3倍ほど高い高度を飛行し、人工衛星を軌道に投入することだ。同社は、地上からロケットを打ち上げるよりも効率的だと考えている。