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PCゲームとビジネス用途の両立を実現するノートPC「Aspire 7」レビュー

2019年04月11日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトラショータ

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「A715-72G-F76H」。実売価格は19万4000円前後

 外出先でもゲームをノートPCでプレイしたいという需要は、社会人プレイヤーを中心にかなり高い。そういったノートPCに求められるのは、やはり高いCPU性能とGPU性能、そして持ち運びに適したサイズと重量ではないだろうか。そういった需要に応えることができるのが、日本エイサーが販売する「Aspire 7」シリーズだ。今回は、そのAspire 7から「A715-72G-F76H」を取り上げ、その魅力に迫ってみたい。

A715-72G-F76Hの主なスペック
CPUCore i7-8750H(定格クロック2.2GHz,最大クロック4.1Hz,6C12T,キャッシュ容量9MB)
OS64bit版Windows 10 Home
メモリーDDR4-2666 8GB×2
ストレージ256GB SSD(Micron「1100(MTFDDAV256TBN)」、Serial ATA 6Gbps)、1TB HDD(WDC「WD10SPZX-21Z10T0」)
グラフィックスGeForcec GTX 1050 Ti(GDDR5 4MB)
ディスプレー15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア、IPS
内蔵ドライブ
通信規格有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE802.11 ac)
サウンドRealtek High Definition Audio
インターフェースUSB 3.0端子×1、USB 3.1 Gen.1(Type-C)端子×1、USB 2.0端子×2、HDMI出力端子(HDCP対応)、ヘッドフォン/マイクジャック
サイズ/重量およそ幅381.6×奥行262.8×高さ24mm/約2.4kg
■Amazon.co.jpで購入

ゲーミング向けとしては派手過ぎない落ち着いた外観
GPUにはGeForce GTX 1050 Tiを採用

 A715-72G-F76Hは、15.6インチ液晶を採用したゲーミングノートPC。本体サイズはおよそ幅381.6×奥行262.8×高さ24mmで、重量は約2.4kgと、やや重いが持ち運びも可能となっている。マグネシウム合金を採用したボディは黒一色にまとめられ、アクセントにシルバーを配した落ち着いた印象。ゲーミング向けモデルでありながら、いわゆる「ゲーミングPCらしさ」のない、派手過ぎない外観に好印象を受けるユーザーも多いのではないだろうか。この外観であれば、ゲーム以外のビジネス用途などでも本機を活用できると考える人は少なくないだろう。

 CPUには6コア12スレッドタイプの「Core i7-8750H」を、GPUには「GeForce GTX 1050 Ti」をそれぞれ採用。コンパクトなサイズながらも、「League of Legends」や「Dota 2」といったMOBAタイトル、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」などのオンラインRPGタイトルのプレイに適した性能を備えている。特にオンラインゲームは、出張や旅行先からもログインしたい場合があり、こうしたノートPCは適していると言える。

本製品は落ち着いた外観だが、ゲーミングモデルであり、GPUには「GeForce GTX 1050 Ti」を採用。

薄型ながら、有線LAN端子を備える

 15.6インチの液晶パネルは光沢のないノングレアタイプで、IPS方式を採用することで広い視野角を確保している。視野角の詳細の数値は公表されていないものの、実際に横にズレて画面を見ても、色ムラなどはまったく確認できず、色合いなどはキレイな印象を受けた。なお、解像度は1920×1080ドット(フルHD)までをサポートしている。

 キーボードは、テンキーを含めた日本語107キーを採用。キーボードには白色のバックライトも埋め込まれており、暗がりでの視認性も良好だ。また、キーピッチは実測で19mm、キーストロークは同1.7mmで、パームレストも広めに確保されておりかなり打ちやすいと感じた。また、[Fn]+[F7]キーでタッチパッドも無効にできるので、ゲームプレイ時の誤操作も心配する必要はない。

日本語107キーを採用したキーボード。電源ボタンは、キーボードの右上に1つのキーとして用意されている

タッチパッドの左上には指紋認証機能も搭載

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