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ゲーミングマシンのエントリー機にもオススメ

税別10万円以下でApex Legendsも遊べる高コスパコンパクトゲーミングPC

2019年03月26日 11時00分更新

文● 林祐樹(@necamax) 編集●八尋/ASCII

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ネジ2個外すだけで簡単お手入れ
オススメカスタマイズもチェック

 お手入れやカスタマイズオプションを見てみよう。

 PCケースは、ケース内で空気清浄機的なエアフローを生み出す。そのため、どうしても吸気ファンやケース内にホコリが堆積しやすい。そのためゲーミングパソコンの多くは内部清掃のしやすさも考慮しているものばかりだ。G-GEAR mini GI5J-A190/Tも同様で、ケース内へのアクセスは背面のネジを2本外すだけでいい。

左側面からの掃除が楽

 上記の状態にしてからエアブロアーでホコリを飛ばすくらいでOKだ。また自己責任となるがストレージやメモリの増設も可能。ただし、写真を見てもわかるようにストレージハンガーを外す必要があり、各ケーブル長にもあまり余裕がないため、慣れている人でないと厳しいと思われる。そのため、購入時点でカスタムをオススメしたい。

各種パーツの交換はストレージハンガーを外す必要がある

 G-GEAR mini GI5J-A190/Tのカスタマイズは豊富である。とはいえ、あれもこれもと選んでいくと、もうひとつ上のグレードのゲーミングパソコンと変わらなくなってくるため、なるべく予算を抑えたいのであれば、メモリとストレージに絞るといいだろう。

 まずはメモリ。初期状態では8GB×1となっているが、8GB×2への変更がオススメだ。起動しているのはゲームだけであれば問題はないのだが、ウィンドウモードでウェブブラウズをしつつ、動画をみつつといった場合にはメモリー不足になる可能性がある。また配信作業やカンタンな動画編集も検討しているのであれば、やはりメモリーは最低でも16GB必要である。

メモリーのカスタマイズ例

 次にストレージ。すでに述べたように、240GB SSDのみであるため、将来的な不安がある。外付けストレージにスクリーンショットや動画を逃がしておくのがベターな手段となるが、大容量のゲームをいくつかインストールしたいとなると、それでは厳しい。オススメは、500GB SSDに変更し、かつ1TB HDDの追加だ。大容量ゲームタイトルはSSDに、頻繁にデータの読み込みのないタイトルはHDDといった住み分けができるほか、スクリーンショットや動画を内蔵HDDに保存しておける。

ストレージ周りのカスタマイズ例

 税別ながら9万4800円と10万円を切るG-GEAR mini GI5J-A190/T。ある程度の割り切りで大半のゲームタイトルを遊べる点が魅力である。設置要件も緩く、大きいケースはイヤと考えているのであれば、まず候補として検討してみるといいだろう。またカスタマイズにも触れているが、ストレージだけを上記通りにした場合は+1万500円になる。将来的な手間とコストを考えると、少なくともストレージには変更を加えてオーダーするといいだろう。

試用機の主なスペック
機種名 G-GEAR mini GI5J-A190/T
CPU Core i5-9400F(2.9GHz)
グラフィックス GeForce GTX 1050 Ti(4GB GDDR5)
メモリー 8GB
ストレージ 240GB SSD
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB 3.0端子×4、USB 2.0×2、PS/2ポート、ヘッドフォン端子、マイク入力端子、有線LAN端子、DVI-D、HDMI、DisplayPort
サイズ/重量 およそ幅183×奥行390×高さ300mm/約7.5kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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