Lifebearは3月18日、手帳アプリ「Lifebear(ライフベア)」のアカウント情報が不正に取得されている懸念があると、外部から報告されたと発表。現在調査している。同社は3月17日、同様の内容をTwitterで報告していた。公式ページでの発表は今回が初となる。
現段階の調査結果では、第三者に不正アクセスでハッキング被害を受け、アカウント情報が取得された可能性が高いという。取得された情報は「メールアドレス」や「不可逆な暗号化された状態のパスワード」を含む。
これらの情報を使って第三者がログインすることはないという。クレジットカードなどの購入に関する情報は取得されていないとのこと。なお、アカウント登録をしていない人には影響がないとしている。
同社は「お客様および関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけすることになりましたことを深くお詫び申し上げます」とコメント。データ保護のために防護策を講じており、社内に調査委員会を設置した。警察や弁護士などの関係各所に相談しているという。
また、現在使用しているパスワードの変更を呼びかけている。ほかのサービスでも同じユーザー名、メールアドレス、パスワードを利用している人は、同様にパスワードを変更してほしいとしている。
同社に問い合わせたところ、影響のあったユーザーには個別にメールで詳細を報告しているという。順次対応しているので、メールの届く時間はそれぞれ異なるとのこと。