本作のプロデューサーであるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラさんにインタビュー
『バンブルビー』は奥深くエモーショナル、シリーズとは一味違う映画に
2019年03月20日 17時00分更新
『バンブルビー』の続編はまさかのロードムービー?!
そしてプロデューサーお気に入りの場面に爆笑
――アクションとドラマもそうですが、80年代の雰囲気も印象に残っています。80年代らしさを引き出すために工夫された点はありますか?
ロレンツォ:何もかも忠実に再現しようとすると逆に嘘っぽく見えてしまいますよね。そこで本作では「1987年」という設定にとことんこだわるのは避けて、音楽やファッションを通して当時の雰囲気を捉えるようにしました。何よりスマホがない時代なので非常に描きやすかった点が設定作りの土台になっています。
――『バンブルビー』の中で特に印象に残っている場面はありますか?
ロレンツォ:まず、冒頭のサイバトロン星での戦いはシリーズの中で最も秀逸な出来でした。あと、皆にいつも笑われるのですが、チャーリー・ワトソンの家に来た「セクター7」(秘密組織)が「政府の物(バンブルビー)を盗んだだろう」と彼女を問い詰める際、義父のロンが「大丈夫。僕も若い頃にクッキーを盗んで怒られたことがあるんだ」という場面も好きなんですよ(笑)。
――今後、『バンブルビー』を皮切りにほかのキャラクターを主人公とした作品も製作されるのでしょうか? また、『バンブルビー』の続編を製作する予定はありますか?
ロレンツォ:『バンブルビー』の続編に関しては実現に向けて企画を進めており、現在はストーリーや設定などのアイデアを構想しているといった状況です。個人的にはオプティマスとバンブルビー、チャーリー・ワトソンの珍道中を描いてみたいと思っています(笑)。
ほかのキャラクターを主役にした作品も考えてはいますが、オプティマスのような全知全能のキャラクターを主役にするのは難しいので、こちらも検討しているところです。
――ありがとうございました。
『バンブルビー』は3月22日から全国ロードショー(3月21日より先行上映)
作品情報
作品名:『バンブルビー』
原題:『BUMBLEBEE』
公開日:3月22日(金)
監督:トラヴィス・ナイト
出演:ヘイリー・スタインフェルド、ジョン・シナ、ジョージ・レンデボーグ・Jrほか
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ブライアン・ゴールドナー、クリス・ブリガム
プロデューサー:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、マイケル・ベイ、ドン・マーフィ、マーク・ヴァーラディアン
原案・脚本:クリスティーナ・ホドソン
脚本:ケリー・フレモン・グレイグ
音楽:ダリオ・マリアネッリ
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