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各種ベンチマークで実力をチェック

dynabookの高コスパ軽量ノートPCは外でバリバリ働く人の強い味方だ!

2019年03月08日 07時00分更新

文● 柴田尚 編集●八尋/ASCII

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「dynabook G7」

 Dynabookが販売する、「dynabook G7」(ウェブオリジナルモデルは「dynabook GZ73/J」)は、重さが約859gという軽さがウリの13.3型フルHDノートパソコン(関連記事)。しかも、この軽さで高いスペックを持っていることも特徴だ。

 dynabook G7の主なスペックは、CPUがCore i7-8550U(1.80GHz)、メモリーが8GB、ストレージがPCIe対応256GB SSDなど。今回は、どれくらいの性能を持っているのか、ベンチマーク結果を紹介していこう。

モバイルマシンとして優秀なCPU性能、SSDも高速

 まずは、CGのレンダリング性能から独自のスコアを算出する「CINEBENCH R15」でCPU単体の性能を調べてみた。結果は、CPUコア単体では136cb、マルチコアで460cbとなった。モバイルマシンというのを考えれば、十分高い数値といえる。

「CINEBENCH R15」

 次に、PCIe対応の256 SSDのアクセス速度をCrystalDiskMark 6.0.1を使って計測した。結果は以下のとおりシーケンシャルリードで1529.7/秒と、素晴らしい高速ぶりをみせてくれた。これなら各種ファイル操作、アプリケーションの起動などもキビキビ動作してくれるだろう。

「CrystalDiskMark 6.0.1」の結果

設定次第で軽めの3Dゲームなら快適に遊べる

 3Dゲームのベンチマークを使用して、グラフィックス性能をチェックした。「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.51」では、グラフィック設定を「最高品質」、解像度を「1920×1080」、表示方法をフルスクリーンで計測したところ、スコアが3210で(「普通)だった。次に、グラフィック設定を「標準品質」に、解像度を「1280×720」に、表示方法を「フルスクリーン」で走らせた結果は5218(快適)であった。設定しだいではあるが、ドラゴンクエストXくらいの負荷であれば、問題なく遊ぶことができるだろう。

最高品質でのスコアで普通。十分に遊べる

ちょっと設定を落せばさらに快適な動作が見込める

 では、もう少し負荷が高い「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」はどうだろうか。設定は、解像度「1280×768」でフルスクリーンモード、標準品質(ノートPC)。こちらの結果は、スコアが2788で「やや快適」になった。さすがにヘビーな3Dとなると、設定を低めにしなくてはいけないが、遊べなくはないというのがわかった。旅行や外出先でちょっと遊ぶといった用途であれば十分だろう。

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークの結果

 最後に、モバイルノートとして気になるバッテリーの駆動時間をbbenchにより計測した。ちなみに、JEITA測定法2.0による計測からのカタログスペックでは約19時間となっている。ベンチマークを走らせる本体側の設定は下の画像のように、高パフォーマンスで画面の輝度は50%とした。ソフト側は、キー入力と20秒ごとのウェブ巡回を行なうよう設定。これらは、かなりヘビーな使い方を延々しているという状況だ。

 結果は、バッテリーが100%の状態からおよそ4時間50分経ったところで残量が2%となり自動的にシャットダウンに入った。これは、バッテリー駆動で文書作成やウェブブラウジングを同時に行なっても、5時間ほど使い続けられるということだ。

 加えて、バッテリー節約機能を使えば、駆動時間はさらに伸びる。それでも不安な場合はACアダプターを持ち歩けばいい。非常にコンパクトなのでかさばることもない。

本体がスリムなうえ、ACアダプターもコンパクトなので両方持ち歩ける

 dynabook G7は、約859gの軽量ボディーにメインマシンとしても活用できるレベルのスペックが詰まっている。デスク上でも外出先でも、バッテリー残量を気にせずビジネスやホビーを楽しむモバイル用途にオススメの1台といえる。

 試用機の詳細スペックは以下のとおり。ほかにも、ストレージ容量を512GBに増加したG8や、CPUランクとメモリ容量、ストレージを下げたG6、G5シリーズもラインナップしている。予算や用途に合わせて選んでみるのもよいだろう。

試用機の主なスペック
機種名 dynabook G7 P1G7JPBL
CPU Core i7-8550U(1.8GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD(PCIe対応)
ディスプレー 13.3型(1920×1080ドット)、IGZOディスプレー、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB 3.0端子(Type-A)×2、USB 3.1端子(Type-C)×1、有線LAN端子、HDMI出力端子、マイク/ヘッドフォン共用端子、microSDスロット(SDXC対応)
内蔵カメラ 約92万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅308.8×奥行211.6×高さ17.9mm/約859g
OS Windows 10 Home(64bit)

Room1048/東芝ID会員(無料)なら、直販価格14万4504円から!

 東芝製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。dynabook G7のウェブ直販モデル「dynabook GZ73/J」の場合、東芝ダイレクトの直販価格は17万9280円からなのだが、Room1048会員(東芝ID)価格は14万4504円(3月7日現在)からとなっている。Office Home and Business 2019も16万2864円(3月7日現在)からだ。

 このほかの東芝製ノートもかなりお得な価格になっているため、ノートPCの購入を考えている方は、とりあえずRoom1048/東芝ID会員(無料)になることを強くオススメしたい!

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