手描き機能が充実したリーズナブルなタブレット、プロの漫画家でも仕事に使える?
なめらかな描き心地の「arrows Tab F-02K」漫画家レビュー(前編)
2019年03月27日 13時00分更新
なめらかな手書きができるコスパのいいタブレット
ではここで、このarrows Tabがどんな製品なのか、簡単にご紹介しておきましょう。
arrows Tabは、Android OSを搭載した富士通コネクテッドテクノロジーズの個人向けタブレットで、幅約256mm、高さ約173mm、厚さ約6.9~7.3mmで、液晶面は約10.1型と割と小ぶりなサイズ感。重量は約441gで、片手でも楽に持っていられます。
ディスプレーはTFT液晶で最大解像度は2560×1600ドット。CPUにクアルコムの8コア(2.2GHzクアッドコア+1.8GHzクアッドコア)のSnapdragon 660を採用していて、もたつきもなく快適に動作します。
ディスプレー上部センターのレンズは虹彩認証用のカメラで、虹彩認証操作が可能です。パスワード入力や起動時などにこのレンズに視線を向けると、瞳の虹彩を読み取ってユーザー認証してくれます。また、ディスプレー面の下部の両側にスピーカー配置されています。
入力端子は、本体右側にあるUSB Type-C。充電もこのポートから行います。バッテリー容量は6000mAhとなっています。
本体左側にはマイクと電源ボタン、ボリュームボタンがあり、上部左側にはステレオイヤホン端子とnanoSIM/microSD共用スロット、上部右端にテレビアンテナがあります。
カメラは前面にあるインカメラが約500万画素、背面のメインカメラが約810万画素となっています。
arrows Tabの特徴はいろいろありますが、何と言ってもいちばんの売りは「スマートスタイラスペン」による手書き。
付属のスマートスタイラスペンはWACOM製で4069段階の筆圧を感知し、繊細な細い線や力強い太い線まで、強弱のあるなめらかな書き心地が得られます。漫画描きには欠かせません。
ちなみに、このスマートスタイラスペンは単6乾電池を利用します。コンビニなどで買えるところは少ないと思いますので、いざというときのために量販店やAmazonなどで何個か備蓄しておくといいと思います。
次回は、arrows Tabとメディバンペイントを使った実際の漫画描きの進め方について、さらにつっこんでご紹介しますね!
ドコモ「arrows Tab F-02K」の主なスペック | |
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メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ |
ディスプレー | 10.1型TFT液晶 |
画面解像度 | 2560×1600 |
サイズ | 約256×173×6.9~7.3mm |
重量 | 約441g |
CPU | Snapdragon 660 2.2~1.8GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSD(最大256GB) |
OS | Android 7.1 |
最大通信速度 | 下り最大450Mbps |
カメラ画素数 | リア:約810万画素 /イン:約500万画素 |
バッテリー容量 | 6000mAh |
ワンセグ/フルセグ | ○/○ |
防水/防塵 | IPX5,8/IP6X |
生体認証 | ○(虹彩認証) |
USB端子 | Type-C |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
付属品 | arrowsスマートスタイラスペン (4096段階筆圧感知) |
(提供:富士通コネクテッドテクノロジーズ)