内閣サイバーセキュリティセンター(以下、NISC)は3月3日、ベルサール秋葉原にてTVアニメ「約束のネバーランド」とタイアップしたイベント「抗え。この世界(インターネット)の脅威に。」を開催。NISCが定めた「サイバーセキュリティ月間(2月1日から3月18日まで)」の普及啓発を目的としたイベントで、トークセッションなどを実施した。
応募総数284作品の中から4作品が受賞!
サイバーセキュリティ小説コンテスト表彰式を実施
イベント内で、「サイバーセキュリティ小説コンテスト」の表彰式も開催した。
サイバーセキュリティ小説コンテストは、NPO法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)が小説投稿サイト「カクヨム」と組み、サイバーセキュリティをテーマにした小説を募集するもの。2018年3月31日から8月31日までの期間で募集を開始。応募総数284作品の中から4作品が受賞作として選ばれた。
表彰の前に受賞者と選考委員たちによるトークセッションがあり、各受賞作品の感想や制作秘話などを語ってくれた。
選考委員である日立システムズの本川祐治さんは「サイバーセキュリティというテーマがライトノベルという型にしっかりハマっていて面白かったです。特に大賞はサイバーセキュリティの学習漫画みたいな組み立て方になっていて、すごく感情移入しやすかったですね」と述べた。カクヨム編集部 編集長の河野葉月さんは「今回受賞した4作品を通して、読者の皆様にサイバーセキュリティのことを少しでも知ってもらえるとうれしいです」とコメント。受賞作品は以下のとおり。
受賞作品
・大賞:「目つきの悪い女が眼鏡をかけたら美少女だった件」(著者:noisyさん)
・マイクロソフト賞:「ハクスタジア」(著者:半藤一夜さん)
・サイボウズ賞:「電脳剣客カプリッチオ」(著者:HerBertさん)
・日立システムズ賞:「電子の海のaLiCE」(著者:村雲唯円さん)