TP-Link「Archer A10」をダブルテレワーク状態の我が家で使ってみた
新生活におすすめ、最新無線LANルーターの選び方
2019年03月15日 11時00分更新
春の新生活は、無線LANルーター買い替えから始めよう!
ほどなく新年度を迎える。新生活とともに住環境が大きく変化する人もいるだろう。そんなときに考え直してみたいのはズバリ「無線LANルーター」だ。『そういえば今使っている無線LANルーター、買ったのは何年前だっけ……?』という人も少なくないのでは。ここは思い切って新調しようではないか。そしてどうせ買うなら、いまどきのトレンドをキャッチアップした新製品を選びたい。
そこでおすすめするのがTP-Linkの「Archer A10」。押さえておきたいポイントと、我が家での使い方を紹介していこう。
新しい無線LANルーターを選ぶためのポイントは3つ
無線LANルーターをこの春に買い替えるにあたって、押さえておきたいポイントが3つある。軽くまとめてみた。
1. 高速・同時接続
自分の身の回りに、ネット接続が必要な機器がどれほどあるか冷静に考えてみたことがあるだろうか? スマホはもちろん、タブレットやパソコン、ゲーム機、HDDレコーダー、Fire Stick TVのような動画配信デバイスなどなど……。また働き方改革に伴って、自宅でのテレワークが可能になるケースも少なくない。安定した通信でビデオ会議をこなす必要も出てくるだろう。共通するのは安定した高速性が必須なことだ。
そしてスマートスピーカーやそれに対応するさまざまなIoT機器がさりげなく生活に浸透していたりもする。つまり自宅では今、多数の機器が「同時」にネット接続するのが当然の状況というわけだ。そのため、無線LANルーターには、いくつもの機器が同時に接続しても問題のない性能も望まれる。
2. 設定が容易なこと
無線LANルーターを新規に設置すると聞けば、経験者ほど『ああ、設定が面倒だ……』と尻込みしてしまう。かつてはパソコンからブラウザーを開き、マニュアル首っ引きでの初期設定が当然だった。しかし最近ではスマホネイティブが増えており、またパソコンよりもスマホのほうが所有率が高い。よって初期設定をはじめとする各種設定はスマホ経由、かつ容易に済むものが望ましい。
3. セキュリティーの高さ
最近ではIoT機器を狙った攻撃が増えている。そしてIoT機器は、パソコンやスマホと違いデバイス単体での対策が難しい。つまり、インターネットと自宅を橋渡しする存在であり、データの「元栓」ともいえる無線LANルーターが最後の防衛線。「簡単に使えるけれどもセキュリティーには遺漏がない」ことが求められる。
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