グローバルウェイは2月13日、「物流系職種の残業が少ない企業ランキング」を発表。キャリコネ会員のうち、勤務先を評価対象企業に選択する会員の投稿から算出したもの。
1位:ANA(全日本空輸)(残業2.6時間/月)
2位:JR東日本(東日本旅客鉄道)(残業5.5時間/月)
3位:JAL(日本航空)(残業5.9時間/月)
4位:日本郵便(残業16.8時間/月)
5位:ヤマト運輸(残業36.3時間/月)
1位のANA(全日本空輸)はフレックスタイム制度やテレワークの導入など、会社を挙げて働き方改革に取り組んでいるという。客室乗務員は乗務便に応じたシフト勤務で、労働時間は1ヵ月平均で週40時間以内に設定するとしている。
社員からは「残業はほとんどないです。フライト中に何か会社に引き継ぎたい事象が発生した場合は、レポートを書くために1時間ほど残業することはあります。その際の残業代は出ませんが、勤務時間としては記録されます」(パイロット・フライトアテンダント・航空管制官・その他空輸関連職/20代前半女性/年収400万円/2017年度)などの声が届いている。
2位のJR東日本(東日本旅客鉄道)は2019年の春、26年ぶりに乗務員の勤務体系の大幅見直しをする計画だという。泊まり勤務も当たり前の前提をなくし、3時間程度乗務する「短時間行路」の設定など、働き方に多様性を持たせるとのこと。
社員からは「現場仕事のなかでは基本的に残業はなく、シフト制の勤務になっており定時で帰ることができる。休日出勤は基本的に発生しないが事故やトラブルが発生したときは呼び出しを受けることがある。ただそれも年に数回あるかないかといった程度で恒常的に発生しているわけではない。きちんとした管理を行っている企業であると思う」(物流サービス/20代前半男性/年収380万円/2014年度)などの声がある。