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編集部ピックアップの人気SIMフリースマホ全紹介! 【2019年初頭編】 第3回

2~3万円台でも充実の性能で不満無く使える

シャープ/ファーウェイ/OPPO/ASUSがガチ対決 人気SIMフリースマホ全紹介【ミドルクラス編】

2019年02月11日 12時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

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海外メーカーのライバルよりは若干高価も
防水・おサイフ対応が魅力! シャープ「AQUOS sense2」

 ミドルクラス編で最初に紹介するのが、シャープの「AQUOS sense2」。価格は3万円台前半〜半ばと、ライバルと比べると若干高額ではあるが、防水やおサイフケータイ対応など、日本のユーザーが利用するのに適した仕様になっているのが何より魅力だ。SIMフリーのほか、ドコモ/au/UQ mobileからもリリースされている。

至ってシンプルな外観で誰でも持ちやすい印象。写真はUQ mobile版

 ミドルクラスと言っても、基本性能は十分なもの。ディスプレーは18:9と縦長の5.5型IGZO液晶で、解像度はフルHDオーバーの1080×2160。CPUもミドルクラス向けのSnapdragon 450だが、新世代のプロセッサということもあり、性能と省電力性のバランスに優れる。さらに3GBメモリー、32GBストレージなどを搭載。無線LANも2.4/5GHz両対応だ。

 シャープという安心のブランドと実用性重視のスペックで、格安スマホ初心者にも勧めやすい1台と言える。MVNOのセット販売でも人気の中心ということで、SIMの契約を前提に安価で提供されていることも。うまく活用したい。

ファーウェイの最新最廉価機「HUAWEI nova lite 3」
洗練されたデザインにDSDV対応など機能も向上

 今年2月に発売されたばかりの2万円台のファーウェイ新ミドル機。新機種だけに、表示領域が無駄にならない「水滴型ノッチ」などの最新機能を盛り込んだ、コスパ超強力モデルだ。価格は税抜2万6880円で基本的にMVNOのセット販売で提供される。

ファーウェイの新ミドル機「HUAWEI nova lite 3」

 スペックを見ていくと、6.21型液晶(1080×2340)は19.5:9の縦長画面で狭額縁。これにより横幅は約73.4mmとそれほどは大きくない。CPUはオクタコアの「Kirin 710」。これは高性能コアも内蔵しており、Antutu 7の結果は13万点弱とワンクラス上と言える。

メインカメラはデュアル。インカメラ部分は最近増えてきた水滴型ノッチを採用している

 そのほかは3GBメモリー、32GBストレージ、3400mAhバッテリー、背面指紋センサー、Android 9など。カメラはアウトはデュアル(13メガ+2メガ)で、インカメラとともに、被写体を自動で認識して最適な設定で撮影するAIカメラをうたっている。ネットワーク面ではDSDVにも対応しているものの、無線LANは2.4GHzのみの対応と若干見劣りする部分も。デザイン面ではオーロラブルーのカラバリが青とグリーンの2色のグラデーションで美しい。

メインカラーのオーロラブルーは、こちらも最近のトレンドであるグラデーションが特長

ファーウェイ「HUAWEI P20 lite」のコスパはまだまだ魅力的

 国内SIMフリースマホ市場で、常に人気トップクラスのシリーズ現行モデル。実売では2万円台に入ってきていることもあり、今でもまだまだ通用する高コスパの製品だ。

コンパクトさを維持しつつ、縦長のディスプレーを採用

 性能面では、まずディスプレーは縦横比19:9の5.84型液晶で、画面解像度は1080×2280ドット。今となっては比較的小型のモデルで実際に横幅は71.2mm。決して大型端末ではなく、重量が約145gと比較的軽量なのもうれしい点。

 リアのカメラは上位機のように「Leica」の名称はつかないものの16メガ+2メガのデュアルカメラ。後者は距離測定専用のレンズで、被写体の背景をキレイにボカす「ワイドアパーチャ撮影」において、効果を発揮する。

デュアルカメラを搭載。背面のガラス素材が特徴的

 デザイン面では背面の光の反射が美しく、深い青のクラインブルーは特に印象的で高級感も持っている。なお、キャリアアグリゲーションやau VoLTEには対応するが、DSDSには非対応。その点には注意する必要がある。

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