KDDIは1月21日、地球全域でクリアな音声やデータ通信が可能な衛星通信サービス「Certus350」を発表。2月1日に提供開始する。
米Iridium Communicationsのサービス「イリジウムCertus」を利用した衛星通信で、地球全域をカバーする低軌道周回衛星を利用。静止衛星では提供が難しい北極海航路を進む船舶や航空機、南極大陸の基地設備においてもデータ通信サービスの提供が可能となる。
データ通信は上り/下りとも最大352kbps(2019年7月頃に704kbpsまで増速予定)、音声通話は最大3回線を同時利用可能。料金は無料データ量に応じて0MB/50MB/100MB/250MB/1GB/5GB/10GBの7プランが用意され、価格は要問い合わせ。また、船員個人向けに電話/データのプリペイド課金が予定されている。