友達同士で写真をすぐに共有できるAirDrop
前回はAirDropについての概要と実際に使う方法を紹介しましたが、今回はちょっとシビアな問題を解決する方法をご紹介します。
AirDropはファイル共有が簡単にできる一方で、近年では便利機能を悪用する人も増えており、通称「AirDrop痴漢」と言われています。具体的には、AirDrop機能を使って相手にワイセツまたはグロ画像を送りつけることです。
そもそも、AirDropでファイル共有する際、名前と顔写真が他人にバレてしまうことが問題なのです。ファイルを送りたい相手を選択して、簡単に送れるのですから、悪用も簡単にできるということです。では、どうすれば「AirDrop痴漢」を防ぐことができるでしょうか。
まずは、iPhoneやiPadの名前を変えること、自身の顔写真を設定するのは控えることをオススメします。iPhoneやiPadに登録されている「名前」を変更するには次の手順で行ないます。
設定→一般→情報→名前の順に選択します。名前をタップしたら、キーボードが表示されるので、任意の名前を入力して「完了」をタップします。もしくは、設定→個人情報の順に選択して、上記の写真にある赤枠の中をタップすることで名前や写真を変更できます。
名前と写真以外にも、必要な時以外はAirDropを無効(OFF)にしておきましょう。
AirDropを無効にする手順としては、設定→一般の順に選択して、AirDropを選択します。受信オプションが表示されるので、使わない時は「受信しない」に設定し、使う時には「連絡先のみ」か「すべての人」に変更しましょう。
その都度、設定を変更することは面倒ですが、この機能を提供するアップルが「AirDrop痴漢」に対して本気で取り組み、改善策を提案しない限りは、上記の方法でしか防ぐことができません。この記事が皆さんにとって役立つことを願います。

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