第1位 王を讃えよ!さらに讃えよ!『バーフバリ 王の凱旋』
第1位は、当然ながら『バーフバリ 王の凱旋』だ。もはや既定路線である。
あらすじ:王位継承を託されたアマレンドラ・バーフバリは旅の途中で、クンタナ王国の王の妹デーヴァセーナと恋に落ちる。しかし、王位継承争いに敗れたバラーラデーヴァが彼らの仲を裂き、バーフバリを王座から引きずり下ろそうと陰謀を企んでいた!
『マッキー』のS・S・ラージャマウリ監督の爆発的ヒット作。上司に勧められたときは「男の人はいくつになっても、マッチョなアクション映画が好きなのね」と半ば呆れたのだが、新宿ピカデリーの3番スクリーンでこの映画の虜になった。監督の過去作『マガディーラ 勇者転生』と同様、強い女性像や、セクハラへの強い怒りなどの現代性が盛り込まれているからだ。
Netflixでは1作目『バーフバリ 伝説誕生』は配信されていない。もちろん、1作目を観てからの方が楽しめるが、最悪YouTubeの公式ダイジェスト映像を観てからでも満喫できるだろう。もしかしたら、この作品の熱狂ぶりを観て「ヤバい。宗教じゃん」。そう思った人もいるかもしれない。違う。宗教ではない。国家だ。そして、バーフバリ王の物語である。観ないという選択肢はない。著者は2018年に5回は観た。王を讃えよ。さらに讃えよ!
インド映画は最低でも3回観ろ!
つい興奮してしまったが、5位から1位まで順に紹介にしてきた。気に入った映画は、BGM代わりにミュージカル場面を繰り返し観ることをおすすめしたい。最低でも3回は必須だ。バーフバリはそれ以上でも良い。とはいえ、Netflixにはほかのインド映画も登録されている。これを機会に、ほかの作品もチェックしてみてほしい。