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『ポリス・ストーリー/香港国際警察』『プロテクター』『奇蹟/ミラクル』など

Netflix配信中のジャッキー・チェン映画5選

2019年01月03日 15時00分更新

文● 上代瑠偉

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最後のオチは最高だぞ!『奇蹟/ミラクル』

 次は『奇蹟/ミラクル』だ。1930年の香港でジャッキー演じるトウは、花売りの老女マダム・ローズから1輪のバラを買った途端に、マフィアの後継者に指名される。ローズの娘ベルが婚約者を連れて帰ってくることを知ったトウは、恩を返すために救いの手を差し伸べるのだが……。

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 アメリカの巨匠フランク・キャプラ監督『一日だけの淑女』および、そのリメイク作品『ポケット一杯の幸福』を仕立て直した映画だ。アクション映画にコメディ要素を加えたことが功績とされるジャッキーが、評論家たちの要望に応えて文芸路線に走った映画の1つと言われている。

 この作品はジャッキーが監督・脚本も務めているので、文芸路線といっても「娯楽アクション映画」という感じ。個人的に好きなのは、最後のオチ。ドラマやアクションを繰り広げたものの、最後は緩いコメディ・タッチで締めくくる。この感じはいかにも若い頃のジャッキー映画っぽい。ぜひ注目してほしい。

ジャッキー2人もいるぞ!『ツイン・ドラゴン』

 次は『ツイン・ドラゴン』を紹介しよう。赤ん坊の頃、生き別れになった双子の兄弟マーとジャッキー。28年後、マーはニューヨークの有名な指揮者、ジャッキーは香港暗黒街のギャングになっていた。ジャッキーをつけ回すギャングの陰謀にマーも巻き込まれていく。

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 この作品では、ジャッキーが双子を1人2役務めている。ジャッキーはギャングなので強いが、マーはまったく喧嘩ができない。2人が似ていることで巻き起こるコメディと、命がけのアクションが交差する映画だ。笑えるし、爽快になれる! 今すぐにでも観てほしい。

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